2015年12月3日のＦＸ為替相場予想

【本日の予想通貨ペア】（欧州時間まで）

ポンド円　185.64　上昇 （4時間足）↑
予想レンジ　185.30～185.90


【ＴＨＶ Ｖ４による分析】

トリックスが同色の緑色でクロスしました。
上昇が継続すると予想します。




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【昨日の概要】
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NYダウが-158ドル安となったことで日経平均株価は序盤売られたものの、後場は買い戻し優勢となって+1円高の19939円で引けました。

しかし、ECBによる追加緩和に失望した株安により、ドル円は一時122.30円まで下落しています。


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【昨日の結果】
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・ダウ平均･････････････････････17477.67（-252.01　-1.42％）
・CME日経平均先物･････････････19530（-340　-1.71％）
・NY金先物12月限（COMEX）･･･1061.20（+7.40　+0.70%）
・NY原油先物11月限（WTI）････41.08（+1.14　+2.85%）


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【経済指標】
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★★★
9:30 (豪) 10月貿易収支
前回：-23.17億AUD　予想：-26.00億AUD　結果：-33.05億AUD
★★★
18:30 (英) 11月サービス業PMI
前回：54.9　予想：55.0　結果：55.9
★★★
19:00 (ユーロ圏) 10月小売売上高 （前月比）
前回：-0.1％　予想：+0.2％　結果：-0.1％
★★★
21:30 (米) 11月チャレンジャー人員削減予定数 （前年比）
前回：-1.3％　予想：-　結果：-13.9％
★★★
21:45 (ユーロ圏) 欧州中銀金融政策発表
前回：0.05％　予想：-　結果：0.05％
★★★
22:30 (米) 新規失業保険申請件数
前回：26.0万件　予想：26.9万件　結果：26.9万件
★★★★
24:00 (米) 11月ISM非製造業景況指数
前回：59.1　予想：58.0　結果：55.9
★★★
24:00 (米) 10月製造業受注指数 （前月比）
前回：-1.0％　予想：+1.2％　結果：+1.5％


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【本日の戦略】
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★━　ポイント　━━━━━━━━━━━━
▽弱気材料：株安、ECB追加緩和への失望
△強気材料：なし
◆ドル円は一時122.30円まで下落
◆米10年債利回りは2.321％へ大幅上昇
◆ECB追加緩和に失望、ユーロは+300pips以上上昇
◆ユーロ高を受けポンドも連れ高に
◆金や原油は上昇、豪ドルは底堅く推移
◆9時30分に豪10月小売売上高が発表
◆16時に独10月製造業受注が発表
◆22時30分に米11月雇用統計が発表
◆18時からOPEC総会、24時にプレス向け発表
◆日経平均先物は-400円安の19540円と大きく下落
☆ユーロ高、ドル安株安の地合いが続くと予想
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＜ECB追加緩和に失望でユーロ高、ドル安株安に＞
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昨晩発表されたECBによる追加緩和では、予想通り中銀預金金利が-0.2％から-0.3％へ引き下げられました。

ドラギECB総裁の記者会見では、量的緩和を現行の2016年9月から2017年3月までかそれ以降に継続することを発表しています。

しかし、内容はすでに織り込まれていたうえサプライズがなかったため、ユーロは一気に買い戻されました。

ユーロドルは1.0980、ユーロ円も134.50円の高値を付けています。

逆に、NYダウは失望売りが続き-252ドル安で引け、ドル円も一時122.30円まで下落しました。

一方、米10年債利回りは2.321％へ大幅上昇、ECBの決定を受け米国だけでなく各国の利回りが上昇で反応しています。

▼米10年債利回り



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＜22時30分に米11月雇用統計が発表＞
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ユーロが+300pips超上昇したことでポンドも連れ高となり、ポンドドルは1.5155、ポンド円も185.89円まで上昇しました。

株安により金が買われ、OPEC総会を控えポジション調整の入った原油が上昇したため、オセアニア通貨は比較的堅調な地合いが続いています。

しかし、今晩は22時30分に米11月雇用統計が発表予定となっており、結果次第で再びドル高となる可能性があります。


前哨戦となる水曜日発表の米11月ADP全国雇用者数は、前回値+18.2万人が+19.6万人に上方修正されたうえ、予想+19.0万人に対し+21.7万人と+20.0万人を上回りました。

今晩発表される米11月非農業部門雇用者数の方は、前回+27.1万人と大幅に増加していた分予想+20.0万人と減少予想ですが、
+20.0万人付近を維持していれば再来週のFOMCで小幅な利上げが行われることになります。

▼米雇用統計推移



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＜ドル円　オーダー状況＞
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124.50円 売り厚め・超えるとストップロス買い
124.00円 売り厚め・超えるとストップロス買い、OPバリア観測
123.70-80円 断続的に売り・超えるとストップロス買い

122.47円 12/4　04:41現在（高値123.56円　-　安値122.33円）

122.20-30円 断続的に買い・割り込むとストップロス売り
121.90-2.00円 買い・ストップロス売り混在
121.75円 割り込むとストップロス売り
121.50-60円 断続的に買い・割り込むとストップロス売り


日経平均先物は、時間外で-400円安の19540円と大きく下落しました。

株安によりドル円は売り圧力の強い状態が続くと思われますが、米11月雇用統計の内容が良ければ急反発も期待できます。

下値は、122.20円や122.00円がサポートラインです。

▼ドル円板情報



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【経済指標】
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★★★
9:30 (豪) 10月小売売上高 （前月比）
前回：+0.4％　予想：+0.4％
★★★
16:00 (独) 10月製造業受注 （前月比）
前回：-1.7％　予想：+1.2％
★★★★★
22:30 (米) 11月非農業部門雇用者数
前回：+27.1万人　予想：+20.0万人
★★★★★
22:30 (米) 11月失業率
前回：5.0％　予想：5.0％
★★★
22:30 (米) 10月貿易収支
前回：-408.1億USD　予想：-406.0億USD
★★★
22:30 (米) 11月平均時給（前月比）
前回：+0.4％　予想：+0.2％