【本日の予想通貨ペア】(欧州時間まで)
ドル円 114.00 上昇 (日足)↑
予想レンジ 113.50~114.50
【THV V4による分析】
日足ベースで、トリックスが同色の緑色でクロスしました。
一目の雲も上回ったことで、上昇に期待が持てそうです。
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【前日の概要】
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NYダウが+212ドル高となったことで、日経平均株価も+48円高の16188円と続伸して引けました。
ドル円は良好な米経済指標を受け、NY時間には一時114.00円まで上昇しています。
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【昨日の結果】
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・ダウ平均・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・16639.97(-57.32 -0.34%)
・CME日経平均先物・・・・・・・・・・・・・16315(大証終比:+55 +0.34%)
・NY金先物12月限(COMEX)・・・1220.40(-18.40 -1.49%)
・NY原油先物11月限(WTI)・・・・32.78(-0.29 -0.88%)
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【経済指標】
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★★★
08:30 (日) 1月全国消費者物価指数 (前年比)
前回:+0.2% 予想:0.0% 結果:0.0%
★★★
(日) 1月全国消費者物価指数 (生鮮食品除く:前年比)
前回:+0.1% 予想:0.0% 結果:0.0%
★★★
08:30 (日) 2月東京都区部消費者物価指数 (生鮮食品除く:前年比)
前回:-0.1% 予想:-0.2% 結果:-0.1%
★★★
09:05 (英) 2月GfK消費者信頼感
前回:4 予想:3 結果:0
★★★
19:00 (ユーロ圏) 2月経済信頼感
前回:105.0 予想:104.5 結果:103.8
★★★
19:00 (ユーロ圏) 2月消費者信頼感・確報
前回:-8.8 予想:- 結果:-8.8
★★★
22:00 (独) 2月消費者物価指数・速報 (前年比)
前回:+0.5% 予想:+0.2% 結果:0.0%
★★★★
22:30 (米) 10-12月期GDP・改定 (前期比年率)
前回:+0.7% 予想:+0.5% 結果:+1.0%
★★★★
22:30 (米) 10-12月期個人消費・改定 (前期比年率)
前回:+2.2% 予想:+2.2% 結果:+2.0%
★★★★
24:00 (米) 2月ミシガン大消費者信頼感指数・確報
前回:90.7 予想:91.0 結果:91.7
★★★
24:00 (米) 1月個人所得 (前月比)
前回:+0.3% 予想:+0.4% 結果:+0.5%
★★★
24:00 (米) 1月個人消費支出 (前月比)
前回:0.0% 予想:+0.3% 結果:+0.5%
★★★
24:00 (米) 1月コアPCEデフレーター (前月比)
前回:0.0% 予想:+0.1% 結果:+0.3%
★★★
24:00 (米) 1月コアPCEデフレーター (前年比)
前回:+1.4% 予想:+1.5% 結果:+1.7%
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【明日の戦略】
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★━ ポイント ━━━━━━━━━━━━
△強気材料:良好な米経済指標、米利回りの上昇
▽弱気材料:G20声明の評価
◆ドル円は一時114.00円まで上昇
◆米10年債利回りは1.764%と小幅に上昇
◆G20が終了し、声明文が発表
◆IMM通貨先物ポジションは円ショートが減少
◆8時50分に日本の1月鉱工業生産が発表
◆16時に独1月小売売上高指数が発表
◆18時30分に英1月消費者信用残高が発表
◆19時に欧2月消費者物価指数(HICP)が発表
◆23時45分に米2月シカゴ購買部協会景気指数が発表
◆24時に米1月中古住宅販売保留件数指数が発表
◆日経平均先物は+140円高の16330円と続伸
☆悪材料ではないと思われるが、G20声明の影響を確認
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<ドル円は114.00円まで上昇、G20が閉幕>
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先週末のNYダウは小幅に売られ、-57ドル安と反落して引けました。
ただ、米10-12月期GDP(改定)が予想+0.5%に対し結果+1.0%と予想を大きく上回ったことで、ドル円は一時114.00円まで上昇しています。
米10年債利回りも、1.764%と小幅に上昇しました。
昨日まで行われていたG20では、G20各国が政策を総動員し、世界経済の成長を支える姿勢が打ち出された一方で、通貨の切り下げ競争は行わないことが再確認されました。
日銀によるマイナス金利政策に関しては反対がなかったため、大きく円高が進行することはなさそうですが、いつも以上に注目度が高かったため、取引開始直後はやや乱高下するかもしれません。
<G20共同声明>
・最近の市場の大きな変動は世界経済の実力を反映せず
・財政政策の機動的な実施
・市場の安定化に向け、金融・財政すべての政策手段を用いる
・通貨の切り下げ競争は行わない
・構造改革の早急な進展は潜在成長力を高め、経済を柔軟かつ強じんにする
・経済と金融の動向を注意深く監視していく
▼米10年債利回り
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<IMM通貨先物ポジションは円ショートが減少>
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IMM通貨先物ポジションは、円ショートが減少し円買いの地合いとなりました。
ただ、2月23日(火)時点の統計で週末の円安が含まれていないため、若干円ショートは増加している可能性があります。
ユーロ・ポンド・豪ドルはロングが増加、特に豪ドルはロングがプラスに転じており、今後も上昇が期待できそうです。
▼IMM通貨先物ポジション
円
ユーロ
ポンド
豪ドル
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<ドル円 オーダー状況>
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115.00円 売り厚め
114.50円 売り
114.00円 売り
113.90円 2/27 4:23現在(高値113.99円 - 安値112.56円)
112.50円 買い
112.00-10円 断続的に買い
111.50-60円 断続的に買い
日経平均先物は、時間外で+140円高の16330円と続伸しました。
為替の方は、取引直後はG20声明の影響を受けると思われ、方向感を確認したいところ。
いつものように、寄り付き前のレートをブログへ掲載します。
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【経済指標】
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★★★
08:50 (日) 1月鉱工業生産・速報 (前月比)
前回:-1.7% 予想:+3.2%
★★★
16:00 (独) 1月小売売上高指数 (前月比)
前回:-0.2%(+0.6%) 予想:+0.3
★★★
18:30 (英) 1月消費者信用残高
前回:+12億GBP +14億GBP 予想:-
★★★
19:00 (ユーロ圏) 2月消費者物価指数(HICP)・速報 (前年比)
前回:+0.3% 予想:+0.1%
★★★
23:45 (米) 2月シカゴ購買部協会景気指数
前回:55.6 予想:53.0
★★★
24:00 (米) 1月中古住宅販売保留件数指数 (前月比)
前回:+0.1% 予想:+0.8%