2016年6月3日のＦＸ為替相場予想

【本日の予想通貨ペア】（欧州時間まで）

ユーロドル　1.1148　下落 （4時間足）↓
予想レンジ　1.1110～1.1170

【ＴＨＶ Ｖ４による分析】

トリックスが同色の赤色でクロスしました。
下落が継続すると予想します。




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【前日の概要】
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NYダウは+2ドル高でしたが、円高が進んでいたため日経平均株価は-393円安の16562円と大幅続落して引けました。

ドル円は一時108.53円まで下落、円高の地合いが継続しています。


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【昨日の結果】
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・ダウ平均･････････････････････17838.56（+48.89　+0.27%）
・CME日経平均先物･････････････16615（大証終比：+25　+0.15%）
・NY金先物12月限（COMEX）･･･1212.60（-2.10　-0.17%）
・NY原油先物11月限（WTI）････49.17（+0.16　+0.33%）


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【経済指標】
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★★★
10:30 (豪) 4月貿易収支
前回：-21.63億AUD　予想：-21.00億AUD　結果：-15.79億AUD
★★★
10:30 (豪) 4月小売売上高 （前月比）
前回：+0.4％　予想：+0.3％　結果：+0.2％
★★★
17:30 (英) 5月建設業PMI
前回：52.0　予想：52.0　結果：51.2
★★★
18:00 (ユーロ圏) 4月生産者物価指数 （前年比）
前回：-4.2％　予想：-4.1％　結果：-4.4％
★★★
20:30 (米) 5月チャレンジャー人員削減予定数 （前年比）
前回：+5.8％　予想：-　結果：-26.5％
★★★
20:45 (ユーロ圏) 欧州中銀金融政策発表
前回：0.00％　予想：-　結果：0.00％
★★★
21:15 (米) 5月ADP全国雇用者数
前回：+15.6万人　予想：+17.4万人　結果：+17.3万人
★★★
21:30 (米) 新規失業保険申請件数
前回：26.8万件　予想：27.0万件　結果：26.7万件


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【本日の戦略】
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★━　ポイント　━━━━━━━━━━━━
△強気材料：NYダウの続伸
▽弱気材料：米利回りの低下
◆ドル円は一時108.53円まで下落
◆米10年債利回りは1.802％へ下落
◆クロス円も全面安だがいったん下げ渋る
◆追加緩和期待が薄れ、ユーロが売られる
◆原油はOPECで売られるも、在庫統計で買い戻される
◆17時30分に英5月サービス業PMIが発表
◆18時に欧4月小売売上高が発表
◆21時30分に米5月雇用統計が発表
◆23時に米5月ISM非製造業景況指数などが発表
◆日経平均先物は+40円高の16605円と小幅に反発
☆株・為替とも小幅に買い戻されると予想
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＜NYダウが続伸し、ドル円は下げ渋る＞
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昨晩のNYダウは-80ドル安でスタートしましたが、その後は徐々に買い戻され+48ドル高と続伸して引けました。

一時108.53円まで下押ししていたドル円も、108.80円台へ戻しています。

米10年債利回りが1.802％へ下落しているため上値の重い状態が続いていますが、今晩の米雇用統計待ちといったところでしょう。

クロス円も全面安が、現在はドル円の反発により下げ渋っています。

▼米10年債利回り



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＜追加緩和期待が薄れユーロ安、原油は底堅い＞
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昨晩行われたドラギECB総裁の会見では発言の度にユーロが乱高下しましたが、追加緩和に慎重な姿勢を見せたため結局ユーロ安となりました。

ドル利回りの低下するなか上昇できず、今晩の米雇用統計の結果次第ではさらに下押しする可能性もあります。

また、注目されていたOPEC総会では、増産凍結での合意ができませんでした。

これにより、原油は47ドル台へ下落したものの、その後発表された米週次石油在庫統計で原油在庫の減少が継続していたため、再び49ドル台へ買い戻されています。

かなり底堅いため、在庫減少が続けば再度50ドル台を回復すると思われます。


▼原油（日足）



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＜21時30分に米5月雇用統計が発表＞
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今晩は、21時30分に米5月雇用統計が発表されます。

米5月非農業部門雇用者数は、前回+16.0万人に対し予想+16.0万人と伸び悩む予想ですが、これは米通信大手ベライゾンのストライキの影響で、3万5千人程度の押し下げが出ることが見込まれているからのようです。

現在はストライキが終了しているため、予想値付近であれば米利上げペースに問題はないでしょう。

前哨戦となる米5月ADP全国雇用者数は+17.3万人と予想通りでしたが、前回値が+15.6万人から+16.6万人に上方修正されており、堅調な推移が続いています。

今晩の米雇用統計は米追加利上げを決める大きな材料となるため、いつも以上に注目です。


▼米非農業部門雇用者数 / 米・失業率推移



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＜ドル円　オーダー状況＞
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111.50円 売り
110.50円 売り
110.00円 売り

108.88円 6/3　4:08現在（高値109.59円　-　安値108.53円）

108.00円 買い
107.50円 買い厚め


日経平均先物は、時間外で+40円高の16605円と小幅に反発しました。

下落が続いてきたため、本日は買い戻し優勢となりそうです。

日本株が上昇すればドル円も109円台を回復する可能性はありますが、今晩は米雇用統計の発表を控えているため積極的な買いは入りづらiいでしょう。

下値は、108.50円が強いサポートラインとなっています。

▼ドル円板情報



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【経済指標】
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★★★
17:30 (英) 5月サービス業PMI
前回：52.3　予想：52.5
★★★
18:00 (ユーロ圏) 4月小売売上高 （前月比）
前回：-0.5％　予想：+0.4％
★★★★★
21:30 (米) 5月非農業部門雇用者数
前回：+16.0万人　予想：+16.0万人
★★★★★
21:30 (米) 5月失業率
前回：5.0％　予想：4.9％
★★★
21:30 (米) 5月平均時給（前月比）
前回：+0.3％　予想：+0.2％
★★★
21:30 (米) 4月貿易収支
前回：-404.0億USD　予想：-419.0億USD
★★★★
23:00 (米) 5月ISM非製造業景況指数
前回：55.7　予想：55.3
★★★
23:00 (米) 4月製造業受注指数 （前月比）
前回：+1.1％(+1.5％) 　予想：+1.9％