2016年6月20日のＦＸ為替相場予想

【本日の予想通貨ペア】（欧州時間まで）

豪ドル円　77.06　上昇 （時間足）↑
予想レンジ　76.80～77.50

【ＴＨＶ Ｖ４による分析】

トリックスが同色の緑色でクロス、上昇トレンドとなっています。
一目の雲を上抜けできるか注目。




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【前日の概要】
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NYダウは+92ドル高と6営業日ぶりに反発、日経平均株価も+165円高の15599円と上昇しました。

ドル円は、午前中に104.82円の高値を付けましたが、その後は戻り売りに押され104円台前半へ下落しています。


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【昨日の結果】
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・ダウ平均･････････････････････17675.16（-57.94　-0.33%）
・CME日経平均先物･････････････15645（大証終比：+115　+0.74%）
・NY金先物12月限（COMEX）･･･1294.80（-3.60　-0.28%）
・NY原油先物11月限（WTI）････47.98（+1.77　+3.83%）


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【経済指標】
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★★★
21:30 (米) 5月住宅着工件数
前回：117.2万件　予想：115.0万件　結果：116.4万件
★★★
21:30 (米) 5月建設許可件数
前回：111.6万件(113.0万件) 　予想：114.5万件　結果：113.8万件


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【明日の戦略】
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★━　ポイント　━━━━━━━━━━━━
△強気材料：米利回りや原油価格の上昇
▽弱気材料：NYダウの下落
◆ドル円は104円台前半で推移
◆米10年債利回りは1.611％へ上昇
◆ドルストレートが上昇し、クロス円はやや買い戻される
◆IMM通貨先物ポジションは円ショートが減少
◆原油価格が+3％超上昇
◆8時50分に日本の5月貿易収支が発表
◆15時に独5月生産者物価指数が発表
◆18時に欧4月建設支出が発表
◆日経平均先物は-20円安の15575円と小幅に反落
☆売られすぎによる買戻しに期待
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＜ドル円は104円台前半で推移＞
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先週末のNYダウはプラスに転じる場面があったものの、北京市当局から販売中止を命令された米アップル株の下落が足を引っ張り-57ドル安と反落して引けました。

ドル円は104円を維持しましたが、上値は重く104円台前半での推移が続いています。

一方、ドルストレートが上昇したことでクロス円はやや買い戻されました。

米10年債利回りは1.611％へ上昇、ひとまず1.600％台を回復しています。

▼米10年債利回り



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＜6月23日（木）に英国民投票が実施＞
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いよいよ、今週木曜日に英国民投票が実施されます。

事前調査によれば、電話調査は残留派、ネット調査が離脱派、投票率は離脱派有利と言われています。

各ＦＸ会社からは、注意喚起や取引ルール変更を告知するメールが続々と届いてきました。

投票日は23日（木）ですが、日本とイギリスの時差は8時間あるため、23日（木）～24日（金）にかけて注意が必要です。

困ったことに、出口調査結果は発表されないのですが、ヘッジファンドや銀行は独自に出口調査を実施するようで、50万ポンド（約7,500万円）で情報提供する会社や銀行もあるとフィナンシャルタイムズ紙に掲載されています。

▼Hedge funds and banks commission Brexit exit polls（FINANCIAL TIMES）


そのため、投票が始まる6月23日（木）15時（日本時間）から夜にかけて大きな動きが出てくる可能性が高いです。

大勢は、6月24日（金）13時～16時頃（日本時間）に判明すると思われますが、その時はすでにマーケットが大きく変動したあとかもしれません。

なお、レートに関して、ポンドドルは残留で1.50、離脱で1.35を目指すと見られています。


＜英国民投票のスケジュール（予定）＞

【投票開始】
6月23日（木）15時
（現地時間23日（木）7時）

【投票締切】
6月24日（金）6時
（現地時間23日（木）22時）

【発表開始】
6月24日（金）9時
（現地時間24日（金）1時）

【大勢判明】
6月24日（金）13時～16時頃
（現地時間24日（金）5時～8時頃）

・電話調査は残留派、ネット調査は離脱派、投票率は離脱派が有利
・ＦＸ業者によって、取引制限が発生
・出口調査結果は発表されない
・しかし、ヘッジファンドや銀行は出口調査を実施
・50万ポンド（約7,500万円）で情報提供する会社や銀行もある
・投票終了前にポンドが大きく動く可能性あり
・ポンドドルは残留で1.50、離脱で1.35を目指す可能性
・いずれにせよ、スプレッドやスリッページに注意

▼松崎美子の英国発！すこしFX☆なが～くFX（一部参考）


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＜IMM通貨先物ポジションは円ショートが減少＞
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IMM通貨先物ポジションは円ショートが減少、円高の地合いが続きました。

逆に、米利回りが低下したことで、ユーロやポンド、豪ドルはロングが増加しています。

あとは、英国民投票の結果次第となるでしょう。


▼IMM通貨先物ポジション

円


ユーロ


ポンド


豪ドル



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＜ドル円　オーダー状況＞
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107.00円 売り
105.20-30円 断続的に売り

104.24円 6/18　4:40現在（高値104.83円　-　安値104.08円）

104.00円 買い
103.00円 買い厚め・割り込むとストップロス売り、OPバリア観測


日経平均先物は、時間外で-20円安の15575円と小幅に反落しました。

ドル円は上値が重いですが、下がったところではショートカバーも入っており104円台を維持できるか注目。

いつものように、寄り付き前のレートをブログへ掲載します。


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【経済指標】
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★★★
08:50 (日) 5月貿易収支
前回：+8235億円(+8232億円)　予想：+700億円
★★★
15:00 (独) 5月生産者物価指数 （前年比）
前回：-3.1％　予想：-2.9％
★★★
18:00 (ユーロ圏) 4月建設支出 （前月比）
前回：-0.9％　予想：-