50%引き! InvestingProで2025年の市場を超える投資成績を特別セールを請求する

米国は株も債券も売られ気味。

発行済 2019-08-23 06:49
更新済 2023-07-09 19:32

★米国市場は完全様子見、横這い。 昨晩の米国市場では、主要株価指数がまちまちな結果でしたが、全般に軟調。 債券も売られ(長期金利上昇)るという、完全様子見になったようです。 株価指数でプラスのうちに終わったのは、ダウ工業株、ダウ公共株だけです。公共株は史上高値更新です。 またジャンクボンドもしっかり続伸となっているので、一応は安心です。 一方、株が全般に軟調ですと、債券が買われるものですが、この債券も売られました。10年国債利回りは上昇し、1.61%。 これらのうち、移動平均線との位置関係が前日より変わったものは、一つもありません。

★米国製造業PMI、初の50割れ。 マクロ指標で衝撃的だったのは、朝方発表となったアメリカの製造業PMIが、好況・不況の分岐とされる50を、2009年9月以来初めて割り込んだことでした。 49.9ですから、ぎりぎりというところなのですが、50を割ったという事実が大きいのです。 世界のマクロ指標のうち、アメリカだけがなんとか地歩を守っていたわけですが、とうとうアメリカもだんだん暗雲が垂れ込めそうだという印象を与えてしまいます。 もっともセンチメント指標ですから、株価が下がるとてきめんに低下する性格を持っており、ハードデータのような正確さはありません。 一方、新規失業保険申請件数は20万9000件と、予想の21万6000件をしたまわっており、こちらはいぜんとして雇用市場が逼迫、強い内容となっています。こちらはハードデータです。 まちまちなマクロ指標ですが、当初米国株はこれを見て売られ、マイナスに沈んだのですが、次第に切り返してほぼプラス圏で推移する時間帯が長かったというのが、実際のところです。引けで、多少のブレが出て、株価指数によってはまちまちな結果で終わったという一日でした。 ダウ工業株は最大で100ドル超の下落まであった後にプラスで終わっています。

日経CME円建ては20590円。日経平均夜間取引は20610円。 週末の日経平均現物指数は20628円でしたから、ほとんど変わりありません。 以下、

「米長短金利、再びニアミス~不況入りシグナルではない、バブルのシグナルである」「戦略方針~ポジション管理」等、詳細は「一粒萬倍勉強会」サイト https://www.ichiryu-manbai.com/ へ。

最新のコメント

次の記事を読み込み中です
当社アプリをインストール
リスク開示書: 金融商品や仮想通貨の取引は投資金額を失う高いリスクがあります。仮想通貨の価格は非常にボラティリティーが高く、金融、規制、政治など、外的な要因に影響を受けることがあります。また信用取引はリスクが高いことを十分に理解してください。
金融商品または仮想通貨の取引をする前に、金融市場での取引に関わるリスクやコストについて十分に理解し、専門家の助言を求めたり、ご自身の投資目的や経験値、リスク選好等を注意深く検討することを推奨いたします。
Fusion Media によるこのウェブサイトのデータが、必ずしもリアルタイムおよび正確ではないということをご了承ください。またデータや価格が、必ずしも市場や取引所からではなく、マーケットメーカーにより提供されている場合があります。その為、価格は気配値であり、実際の市場価格とは異なる可能性があります。Fusion Media および当ウェブサイトへのデータの提供者は、当ウェブサイトに含まれる情報を利用したすべての損失に対して一切の責任を負わないものとします。
Fusion Media およびデータ提供者による事前の書面の許可なしに、当ウェブサイト上のデータを使用、保存、複製、表示、変更、送信、配信することを禁じます。すべての知的財産権は当ウェブサイト上のデータの提供者、または取引所が有します。
Fusion Media は当ウェブサイトに表示される広告により報酬を得ることがあります。
上記内容は英語版を翻訳したものであり、英語版と日本語版の間に不一致がある時は英語版が優先されます。
© 2007-2024 - Fusion Media Limited. 無断複写・転載を禁じます