🏃 ブラックフライデーセールを早く利用して、最大55%引きでInvestingProを今すぐ!特別セールを請求する

【決算プレビュー】インテル第1四半期決算 データセンター需要が追い風

発行済 2020-04-23 13:18
更新済 2023-07-09 19:31
INTC
-
MSFT
-
AMZN
-
AMD
-
TSM
-
SOX
-
  • 2020年第1四半期決算:4月23日大引け後
  • 予想売上高:186.3億ドル
  • 予想EPS:1.2ドル
  • 半導体大手のインテル (NASDAQ:INTC)は23日、第1四半期(1-3月期)決算を報告する。新型コロナウイルス後の同株の上昇に、見合う業績を示せるか否かがカギとなる。

    同社はフィラデルフィア半導体株指数をアウトパフォームしている。サプライチェーンの混乱や需要の低迷を理由に同指数が14%安となった際、同株はわずか6%安となった。

    インテル週足チャート

    ロックダウンによるクラウドコンピューティングやノートPCにおける半導体の需要増加だけでなく、同社は頑健なバランスシートを有している。

    堅調な売上、利益

    新型ウイルスの流行前、同社は利益率の高いデータセンター向け製品の売れ行きが好調であり、業績が大幅に回復していた。

    アマゾン・ドット・コム (NASDAQ:AMZN)やマイクロソフト (NASDAQ:MSFT)などのクラウドコンピューティング企業への好調も相まって、第4四半期決算はアナリスト予想を大幅に上回った。

    さらに、パソコンに使用される半導体の売上が予想を上回ると見られている。コンサルティング会社のNPD社は、キーボードやマウス、モニターなどのパソコンのアクセサリー製品の売上も、新型ウイルスの影響で増加していると述べた。

    さらに、NPD社によると、モニターの売上高は3月最初の2週間で倍増した一方、法人向けノートPCの売上高は2月の最終週には前年比30%増、3月最初の2週間では50%増となったとのこと。

    2019年のインテルの株価が大きく値を下げた要因の1つとして、インテルが新しい半導体技術の導入に遅れを取っていたことが挙げられる。

    その結果、台湾セミコンダクター・マニュファクチャリング (NYSE:TSM)やアドバンスト・マイクロ・デバイセズ (NASDAQ:AMD)などの競合がより低コストで高性能な半導体を展開し、株価で後れを取った。

    同社は技術の後れを取り戻すため、2019年には莫大な金額を費やした。同社は現在、10nmプロセスでのトランジスタの生産を強化している。

    総括

    インテルのPERは12.5倍であり、割安となっている。競合が台頭する中、同社は研究開発へ積極的に投資しており、長期な視点で投資すべき銘柄である。

    また、配当額は1株あたり1.32ドル、配当利回りが2.23%となっている。さらに、配当は年率7%の成長を続けており、同株は不況が迫る中で魅力的な銘柄となっている。

最新のコメント

次の記事を読み込み中です
当社アプリをインストール
リスク開示書: 金融商品や仮想通貨の取引は投資金額を失う高いリスクがあります。仮想通貨の価格は非常にボラティリティーが高く、金融、規制、政治など、外的な要因に影響を受けることがあります。また信用取引はリスクが高いことを十分に理解してください。
金融商品または仮想通貨の取引をする前に、金融市場での取引に関わるリスクやコストについて十分に理解し、専門家の助言を求めたり、ご自身の投資目的や経験値、リスク選好等を注意深く検討することを推奨いたします。
Fusion Media によるこのウェブサイトのデータが、必ずしもリアルタイムおよび正確ではないということをご了承ください。またデータや価格が、必ずしも市場や取引所からではなく、マーケットメーカーにより提供されている場合があります。その為、価格は気配値であり、実際の市場価格とは異なる可能性があります。Fusion Media および当ウェブサイトへのデータの提供者は、当ウェブサイトに含まれる情報を利用したすべての損失に対して一切の責任を負わないものとします。
Fusion Media およびデータ提供者による事前の書面の許可なしに、当ウェブサイト上のデータを使用、保存、複製、表示、変更、送信、配信することを禁じます。すべての知的財産権は当ウェブサイト上のデータの提供者、または取引所が有します。
Fusion Media は当ウェブサイトに表示される広告により報酬を得ることがあります。
上記内容は英語版を翻訳したものであり、英語版と日本語版の間に不一致がある時は英語版が優先されます。
© 2007-2024 - Fusion Media Limited. 無断複写・転載を禁じます