さすがに26,500円を超えてくると過熱感が強まるということだろう。一気に25,500円水準まで下落することになるのか、いったん26,000円水準で止まるのかというところだが、いずれにしても26,500円水準まで戻したとしても再度上値の重さが嫌気されることになるのだろう。
買われすぎ銘柄が買われるという状況には変わりなく、引き続き売られすぎ感が強い銘柄に注目だろう。銀行株などもしっかりと戻った銘柄も多くなってきているが、明治HD(2296)やヤクルト本社(2267)などの食品株にはまだ安いものも多く、再度の巣ごもり消費期待で日水(1332)や日清食品(2897)なども注目される。
ただ、新型コロナウイルスの感染拡大が止まらないなかでの異様に楽観視したなかでの株高であり、「陶酔のなかで消えていく」という懸念も波乱でいるのだと思う。買われすぎなだけに調整があるということで空売りが積み上がり、逆に買戻しで上昇するというスパイラルもいったん逆回転を始めると下落スパイラルということになりそうだ。「恐怖指数」といわれるボラティリティ・インデックスの動きには注意が必要だと思う。
日清食品(2897)は25日移動平均線や基準線を意識して上値も重くなっているが底値圏にには違いなく、25日移動平均線や基準線を抜けてくれば一気に戻すこともありそうだ。
本日の日経平均 の予想レンジ
26,000円 ~ 26,300円
為替の予想レンジ
1ドル=104.20円 ~ 104.70円
本日の「朝一番!」動画
→ https://youtu.be/nEkWYtYe8oc
朝のライブ配信 -今日の相場見通し- (8:35開始です、この時間以外でも見られます。)
→ https://youtu.be/dAUdhsvQ9HM
昼のライブ配信 -お昼の相場見通し- (12:20開始です、この時間以外でも見られます。)
→ https://youtu.be/ROdzdV6sYjQ
夕方のライブ配信 -明日の相場見通し- (原則として16:00開始です、この時間以外でも見られます。)
→ https://youtu.be/yHobrrfxg5s