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日経平均はさすがに手仕舞い売りに押されるか!? 売られすぎ銘柄は買われる!?

発行済 2020-11-27 07:55
更新済 2023-07-09 19:32


日々是相場 -朝刊-2020年11月27日(金)

日経平均  26,537.31 円 △ 240.45 円

本日の「朝一番!」動画
 → https://youtu.be/QhWiYF_-_I8
 
朝のライブ配信 -今日の相場見通し-  (8:35開始です、この時間以外でも見られます。)
 → https://youtu.be/Gf3T6zu4q3E

昼のライブ配信 -お昼の相場見通し-  (12:20開始です、この時間以外でも見られます。)
 → https://youtu.be/nbad-ErGp6E

夕方のライブ配信 -明日の相場見通し-  (原則として16:00開始です、この時間以外でも見られます。)
 → https://youtu.be/668P4v087Dc

☆ 米国市場 ☆

感謝祭の祝日で休場

 米国市場は感謝祭の祝日で休場となったが、新型コロナウイルスの感染拡大が止まらない中での株高が続いている。ただ、これまで相場を押し上げたハイテク銘柄には上値の重いものも見られ、買われすぎ銘柄の調整は続くのだろう。

 世界的な金余りのなかで買えるものを探すという動きになっているようだ。仮想通貨から商品まで買われており、バブル状態といえるだろう。何かのきっかけでバブルが弾けることも想定しておくべきだと思う。

 売られすぎ銘柄の修正が一服となってきたところに再度買われすぎ銘柄が買われるのかどうかが注目される。クリスマス商戦などを気にしながらの展開で、新型コロナウイルスの感染拡大が止まらない中では上値も限られるだろう。

☆ 本日の相場 ☆

 昨日の日本市場は米国株がまちまちとなり、新型コロナウイルスの感染拡大が止まらない中で堅調となった。寄り付きは売り先行だったが、買戻しを急ぐ動きなどもあって切り返し、節目とみられる26,500円を超えての動きとなった。米国の金融緩和などを取りざたする向きもあったが、持高調整の買戻しが主体の相場だろう。

 新型コロナウイルスの感染拡大が止まらない中で堅調な地合いが続いている。米国市場が休場となって手掛かりに乏しく、買われすぎ銘柄を中心に手仕舞い売りに押される展開となるのだろう。空売りの買戻しが一巡となったものから売られそうだ。

 26,500円を超えてくることはないだろうと思っていたが、あっさりと抜けてきた。本日も26,500円をキープできるのかどうかが注目されるが、あっさりと割り込んで、調整となるのだろう。新型コロナウイルスの影響が取り沙汰されると一気に25,000円程度までの調整はあるのだろうが、まずは26,000円水準までの調整となるのだろう。

☆ 本日の注目点 ☆

11月の都区部消費者物価指数(CPI、総務省、8:30)
対外・対内証券売買契約(週間、財務省、8:50)
3カ月物国庫短期証券の入札(財務省、10:20)
2年物利付国債の入札(財務省、10:30)
東証マザーズ上場=クリーマ
1~10月の中国工業企業利益(10:30)
7~9月期のインド国内総生産(GDP)

☆ 銘柄ニュース ☆

手仕舞い売りに押されるか

パナソニック(6752) 1,127 △ 2
 除菌脱臭機の生産台数を2021年度に足元の2倍に引き上げると新聞で報じられた。米国や東南アジアでの販売を始める。

双  日(2768) 232 ▼ 3
 双日子会社がプラマテルズに対してTOB(株式公開買い付け)を実施すると発表した。1株当たり770円で完全子会社化を目指す。TOBが成立した場合、プラマテルズは上場廃止になる見込み。

三井物(8031) 1,866±0
 オランダのトマト種子会社を買収すると発表した。新たな栽培法に適した種子の開発や、中国やロシア、東欧などへ種子販売を目指す。

富士通(6702) 13,865 △ 385
 自社の電子カルテシステムと連動したオンライン診療向けサービスの販売を始めたと新聞で報じられた。既存のサービスと連携することで、診療予約から診療、会計までを来院せずに完了できる。

エア・ウォーター(4088) 1,741 ▼ 33
5G向けに電子部品の新技術を開発したと発表した。トランジスタの基板に窒化ガリウム(GaN)使用、コストを抑え、エネルギー損失も減らす。

フジHD(4676) 1,100 △ 3 、 ノジマ(7419) 2,884 ▼ 21
 フジ・メディア・ホールディングス傘下の通信販売事業をノジマ傘下の企業に譲渡すると発表した。ノジマ傘下企業のノウハウやリソースを活用することで事業価値を高められると判断した。

☆ 本日の銘柄 ☆

本日の投資戦略

異様に強い相場が続いている。世界的な金余りという状況だが、買われ過ぎ感もあり、どこかで調整があるのはわかっていながら、上がるから買うという相場なのだろう。ゲーム感覚での売買も依然として多いものと思われ、いったん下落となると大きな下げとなるだろう。

ただ、逆に純粋に考えて買われ過ぎ感が強いから空売りが増え、空売りが増えるから下がらないという状況である。さすがにそろそろ買われすぎを指摘する声が聞こえてきてもいいと思われ、新型コロナウイルスの感染拡大が止まらなければ、早晩調整となるのだろう。

買われすぎ銘柄が買われ、売られすぎ銘柄が売られる状況となったが、引き続き売られすぎ銘柄が注目される。銀行株や商社株が水準訂正となったように、食品株なども水準訂正となってくるものも多くなるだろう。引き続き明治HD(2269)や日清食品(2897)、日水(1332)などに注目だ。

明治HD(2269)は再度25日移動平均線を下回り、下値を探る動きになってきた。7,400円水準は保ち合いの底値と考えられ、底堅さも見られ、底かたさを確認しての再浮上が期待される。
日経平均と騰落レシオ

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