原油価格は、先週木曜日のピーク(63.81ドル)から3日連続の下げて60ドル以下59.47ドルで終了していましたが、昨日は大きく反騰して61.28ドルで引けています。
昨日早朝に発表されたAPI(American Petroleum Institute、アメリカ石油協会)の原油在庫は先週に続き、予想に反して増加していました。予測が185万バレル減少に対し実際は735.6万バレルの大幅増が発表されています。また昨晩発表されたEIA(米国エネルギー情報局)の原油在庫もAPI同様大幅な在庫増となりました。92.8万バレル減予想に対しEIA在庫史上最大となる2156.3万バレル増と極端に増えていました。
にもかかわらず、WTI原油価格は1.46ドル(2.43%)アップで61.28ドルまで上昇しています。 本日はOPEC+総会が開催されますが、4月以降は50万バレルの生産増を検討していると伝えられていましたが、4月もサウジの自主減産を含め削減幅継続と予想されています。
このままWTI原油価格は続騰となるのか?
エリオット波動とタイムサイクル分析でここからの値動きをずばり予測します。