日々是相場 -朝刊ライト-2021年3月5日(金)
おはようございます。
朝晩の冷え込みもさすがに冬とは違う感じで、春が来ていると感じる。株式市場は春の嵐となっているが、さすがにここまで買われすぎたことが今回の下落の要因なので、売られすぎが修正されれば落ち着くと思う。特に業績懸念から売られているということでもないのだから、買われすぎでない銘柄などは底堅さも見られるだろう。
2018年10月から12月にかけての大暴落を想起させるFRB(連邦準備制度理事会)議長のコメントも見られ、
29,500円を超えると売られる展開となった。今度は下値を試すことになるのだろうが、まずは28,800円水準で下げ渋りとなるかどうかが注目される。あっさりと割り込むようであれば28,500円水準までの下落となるのではないかと思う。さらに75日移動平均線や一目均衡表の雲の水準である28,000円を考えておいても良いだろう。
米国市場では引き続き金利上昇を嫌気する動きとなっているが、日本でも買われすぎ銘柄の修正安が本格化するかもしれない。3月決算月ということで持高調整の売りが買われすぎ銘柄の修正安に拍車をかけるということもあるだろう。
ボラティリティが思ったよりも上がらないが引き続き急騰急落を警戒しながらショートストラングルの乗り換えを考えていけばいいと思う。2月よりも上昇しているが、コール、プットともに同じ行使価格で売れば良いだろう。
急騰急落はあるのだろうが、昨年のようなスパイラル的な売りになるかどうかということになる。スプレッドは残して、現状のショートストラングルだけを乗り換える、あるいは利益を確定しておくということで良いだろう。
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