今月初め、 Apple (NASDAQ:AAPL)は直近の公開イベントで、ワクワクするような製品ポートフォリオの最新発表を次々と明らかにした。特に、より高速なデータ転送速度を可能にする5G接続を搭載した廉価版のiPhone SEについて、投資家たちは熱心に聞き入っていた。
1月、同社が発表した、2022年度第1四半期決算は、売上高が前年同期比11%増の1239億ドルとなり、過去最高を記録した。このうち、710億ドル超がiPhoneの売上によるものだ。アップルの株価は火曜日、155.09ドルで引けた。
新しいiPhone SEは、アジアやその他の新興市場での販売を促進し、同社のグローバルな消費者基盤を拡大することが期待されている。さらに、iPhone 13の製品ラインも成功の基盤になるとみられる。
アップルの長期的な成長見通しにもかかわらず、今年のハイテク株への逆風は同社にも影響を与えた。株価は年初来で12.6%の値下がりしている。
当記事では、時価総額世界一の企業を主要な保有銘柄とするETFの購入に関心のある読者にとって魅力的な2つの上場投資信託(ETF)を紹介しよう。
1. Goldman Sachs JUST U.S. Large Cap Equity ETF
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現在価格:61.41ドル
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52週間のレンジ:56.21ドル~68.92ドル
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配当利回り:1.20%
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経費率:年率0.20%
Goldman Sachs JUST U.S. Large Cap Equity ETF (NYSE:JUST)は、JUST Capitalが算出した「公正な企業行動」に基づいて選ばれた米国の大型株へのエクスポージャーを提供するものである。この非営利団体は、米国人が最も関心を寄せる問題に関して企業を測定し、ランク付けしている。
「公正な企業行動」には、一般に環境要因から従業員の満足度、消費者の権利、企業がどのように地域社会をサポートしているかなど、判断項目が多岐にわたる。このランキングは、消費者が社会に対して持つ力を再認識させるものである。
472銘柄を保有するJUSTは、JUST U.S. Large Cap Diversified Indexに連動するように設計されている。2018年6月に販売開始された。
セクター別配分では、情報技術(30.6%)、ヘルスケア(13.1%)、一般消費財(11.4%)、金融(11.3%)などが挙げられる。同ETFの組入上位10銘柄は、純資産額2億6440万ドルの3分の1近くを占めている。
アップルは7.4%で、ポートフォリオの中で最も大きな割合を占めている。次いでMicrosoft (NASDAQ:MSFT)、Alphabet (NASDAQ:GOOGL)、Amazon (NASDAQ:AMZN)、NVIDIA (NASDAQ:NVDA)、JPMorgan Chase (NYSE:JPM)、 そして Procter & Gamble (NYSE:PG) などの企業で構成されている。
このETFは過去12ヶ月で6.8%上昇し、1月上旬に過去最高値を記録した。しかし、2022年に入ってからは、今のところ10%下落している。
株価収益率(PER)は23.19倍、株価純資産倍率(PBR)は4.61倍である。様々なステークホルダーに影響を与える問題に関心のある長期投資家は、JUSTをさらに研究することをお勧めする。
2. ProShares S&P 500 Ex-Health Care ETF
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現在価格:88.95ドル
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52週間のレンジ:81.79ドル~101.07ドル
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配当利回り:1.23%
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経費率:年率0.09%
|S&P500指数は、米国で上場している大手約500社の株価で構成され、市場のバロメーターと考えられている。この指数は11のセクターから成り、年初来で10.5%下落している。
次にご紹介するのは、ヘルス・ケア・セクター内を除くS&P500銘柄にフォーカスしたProShares S&P 500® ex-Health Care ETF (NYSE:SPXV)だ。このテーマ型ETFは、2015年9月に新規上場された。
SPXVはS&P500 Ex-Health Care Indexに連動するように設計されており、保有銘柄数は440銘柄である。サブ・セクターについては、テクノロジー(33.64%)、一般消費財(14.44%)、金融(12.33%)、通信サービス(11.74%)などが続く。
上位10銘柄で純資産額450万ドルの3分の1以上を占めている。小規模なETFであることがわかる。
SPXVでは、アップルとマイクロソフトのウェイトが最も高く、前述したETFと同じく7%以上となっている。Amazon、Alphabet、 Tesla (NASDAQ:TSLA)、 Meta Platforms (NASDAQ:FB)、NVIDIA, Berkshire Hathaway B (NYSE:BRKb)、 JPMorgan Chaseなどが注目の銘柄として挙げられる。
SPXVは過去12ヶ月で8%以上上昇し、1月に史上最高値を更新した。それ以降は10.3%以上下落している。
株価収益率(PER)は25.71倍、株価純資産倍率(PBR)は4.55倍となっている。SPXV は、ヘルスケア関連銘柄へのエクスポージャーを減らしたい場合に適していると思われる。
なお、プロシェアーズでは、他にも同様のテーマ型ETFを提供している。