円安招く日本の長期金利上昇

発行済 2026-05-18 22:25
5月15日時点でドル円は158円台半ばに達した。5月11日週はすべての主要通貨が対ドルで下落し、ドルが全面高となった。4月30日以降の円買い介入は累計約10兆円に達したと報じられているが、円は中位にとどまっている。

米消費者物価指数はヘッドラインが急上昇し、コア指数やスーパーコアの伸びも拡大した。OIS市場では米国の年内利下げ見込みが利上げ織り込みへと変化した。一方、LMCIのモメンタムは3カ月ぶりにマイナスに悪化しており、利上げにも距離がある。今月はウォーシュ新FRB議長が就任する予定であり、来月FOMC後の会見が注目される。

国内では企業物価指数が高い伸びを示した。日本の長期金利は2.4%台から20bp以上も上昇し、2.7%台に達した。期待インフレ率の上昇が顕著である一方、CDSスプレッドはさほど大きく変化していない。日銀の年内2回の利上げはほぼ織り込み済みで、6月については8割以上も織り込まれていることから、利上げ=円高とはなりにくい。」

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