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Daily Commentary - 08月26日2013年

発行済 2013-08-26 17:01
更新済 2019-12-18 20:45
概観

先週は、USDにとって良好な一週間で、特に対コモディティー通貨では顕著であった。G10通貨の中で最も下げたのはNZDで、対USDで3.7%下落し、AUDの約2%の下落がこれに次いだ。その次がNOKとCADであった。中国のデータ改善にも拘わらず、コモディティー通貨が貧弱なパフォーマンスを示した理由のひとつは、これらの通貨と新興市場通貨、特にアジア通貨との間の相関によるものであり、もうひとつは、これらの国々が、大きな経常赤字を抱えており、米国金利の上昇と競うように資金を調達しなければならないためである。また、ニュージーランドで先週明らかにされた不動産賃貸に関する規制によって、ニュージーランドにおける金融引締めに対するこれまでの非常に積極的な見通しの一部が払拭された。私は、未だこれらの通貨にとっての最悪の事態は収束していないと考えている。一方、USDは対SEK、対EUR、対CHFでわずかに下落した。新興市場国から流出した資金が安全な流入先を探しており、CHFは中立的な安全資産であるため、EURの強さ、特にCHFの強さは、新興市場通貨における全般的な弱さの相手方通貨であると言えよう。

金曜日、USDは、7月の新規住宅販売が発表されるまで、上昇していた。前月分が下方修正された後、7月の数値も前月比13.4%の下落となった。この数値は、住宅市場に関して我々が得ているその他のデータとは一致せず、販売の伸び悩みは、需要の欠如よりも供給の欠如によるものである可能性があるとする者もいた。しかし、直後の反応としては、米国債券の利回り低下、FF予想レートの低下、USDの低下が見られた。EURは、対JPYあるいは対CHFでほとんど変わらなかったことから、この日の動きは、主にUSDに焦点が当てられたものであったことが伺える。GBPは若干弱含んだが、これはおそらくイングランド銀行のカーニー総裁の水曜日のスピーチに対する予想によるもので、彼は、将来的な指針に対する根拠を補強し、利上げに対する市場の期待を鎮めようとする可能性が高い。

今週は静かなスタートとなる。本日は、ユーロ圏あるいは英国から主な指標が発表されることはない。英国は、銀行休業日である。ブンデスバンクのヴァイトマン氏は、「金融政策に関する強固な枠組みに向けた戦い」と題してベルリンで演説を行う。米国の7月の耐久財受注指数の前月比は、6月の4.2%の上昇から一転して、4.0%の下落を示すと予想されるが、5月には2倍になり、6月には記録的な高水準に達した航空機受注における反動が予想されることによるものである。輸送機器受注を除いた場合、前月の前月比プラスマイナスゼロの状態に対して、前月比0.5%の上昇が予想される。ダラス連銀指数は、6月の4.4に対し、7月は3.9と若干低下することが予想される。フィラデルフィア連銀指数とニューヨーク連銀指数は、いずれも低下していることから、この予想も全く想定外というわけではないだろう。

マーケット

EUR/USD

• 金曜日、EUR/USDは上昇し、心理的レジスタンス水準である1.3400(R1)を試した。現在、同ペアは、この水準を若干下回って取り引きされており、この水準の明確な突破は、1.3448(R2)と1.3517(R3)水準に向けた一層の上昇を示唆するだろう。また、EUR/USDは、より高い高値とより高い安値を形成しつつある上、レートが20期間移動平均と200期間移動平均のいずれをも上回っているため、同ペアは引き続き上昇トレンドにあると考えられる。

• サポート:サポートは、1.3300(S1)の心理的水準に見出され、1.3231(S2)と1.3152(S3)がこれに続くだろう。

• レジスタンス:レジスタンス水準は、1.3400(R1)に存在し、1.3448(R2)と1.3517(R3)がこれに続くだろう(日足チャート)。

USD/JPY

• USD/JPYは金曜日に低下し、現在、98.56(S1)のサポート水準を試しつつある。強気筋が、同ペアをこの水準を超える水準で保つほど強ければ、100.00(R2)の心理的水準に向けた動きが予想される。強気筋がそのような動きに失敗した場合は、98.06(S2)に向けて戻す可能性がある。一方、20期間移動平均が200期間移動平均を上回る強気なクロスが生じており、同ペアが上昇トレンドにあることを裏付けている。

• サポート:サポート水準は、98.56(S1)、98.06(S2)、97.00(S3)に存
在する。

• レジスタンス:レジスタンス水準は、99.13(R1)に存在し、心理的水準である100.00(R2)と100.84(R3)がこれに続くだろう。

GBP/USD

• GBP/USDは横ばい推移となり、1.5569(S1)のサポート水準を引き続き試している。この水準で売り圧力が買い圧力を上回れば、価格は引き続きトレンドラインに向けた上昇トレンドを調整し続けるだろう。さらに、MACDオシレーターが、弱気な領域(ゼロ未満)に突入しており、同指標と価格動向の間にマイナスの格差が存在するため、同指標は同ペアの弱含みを支持している。

• サポート:サポート水準は、1.5569(S1)、1.5431(S2)、1.5200(S3)に存在する。

• レジスタンス:レジスタンスは、1.5674(R1)に認められ、1.5752(R2)と1.5840(R3)がこれに続くだろう(日足チャート)。



• 金曜日、金は上昇し、直近では6月に観察された水準を回復した。現在、価格は、1394(R1)のレジスタンス水準を試しつつあり、この水準を明らかに上方突破すれば、1422(R2)水準と短期的な高値更新に向けた動きとなるだろう。さらに、金は、20期間移動平均と200期間移動平均のいずれをも上回って推移していることから、投資家の強気な趨勢が伺える。MACDが、ゼロを上回る強気な領域内にあるトリガーラインを上回るクロスを形成していることからも、前向きな趨勢が確認できる。長期的(日足チャート)には、20日移動平均が200日移動平均を依然として下回っているため、金は引き続き長期的な下落トレンドの調整局面にあると考えられる。
• サポート:サポート水準は、1376(S1)に存在し、1347(S2)と1320(S3)がこれに続くだろう。
• レジスタンス:レジスタンスは、1394(R1)に認められ、1422(R2)と1440(R3)がこれに続くだろう(日足チャート)。

原油

• 金曜日、WTIは上昇し、105.00(S1)の心理的水準を上方突破し、現在、107.53(R1)のレジスタンス水準に向けて推移している。この水準を明らかに上方突破すれば、原油は108.85(R2)のレジスタンス水準に向けて推移する可能性があり、これを受けて強気筋はさらなる上昇圧力を生じることになるだろう。しかし、WTIが依然として102.62(S3)と108.85(R2)の間の取引レンジ内にあるため、より鮮明な予想を得るためには、出口の方向性を見極める必要があるだろう。

• サポート:サポート水準は、心理的水準である105.00(S1)、103.44(S2)、102.62(S3)に存在する。

• レジスタンス:レジスタンス水準は、107.53(R1)、108.85(R2)、110.40(R3)に存在する(週足チャート)。

通貨レートベンチマーク - 今日の勝者と敗者

マーケット概要

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