昨日はほぼ想像していた通りの日経平均の動きでした。
前日の下げ幅の反動からNY市場が小幅に安かったにもかかわらず
小幅に高く寄り付いて、
そのあとは上昇を見せ高値16772.11を付けることとなりました。
これは結構覚えておくといいのですが、
日経平均指数の場合には000ポイントや500ポイントのほかに
250と750というポイントも意識されてきます。
これは単に先物の仕切が250円ごとに設定されているという事もありますが
値動きの本質として半値や半値の半値といったところは意識されやすいという
点があるからです。
もちろん人がやっている事なのでピッタリぴったりとはいきませんが、
大体そのあたりが意識されているという事は覚えておくと良いです。
そして昨日は日経平均の上昇とともに、
ドル円も上昇となって101円台を回復していたわけですが、
ここはかなりショートをかけやすかったポイントでした。
7月21日の高値を起点に7月29日高値、8月12日高値を結んだ
下降トレンドラインが引けているため、
多少とどかなかったものの時間軸を短くしていくことで
タイミングがとりやすかったと思います。
もう一つ昨日は英国の雇用統計が発表になり
EU離脱選択後も雇用が堅調であることが分かりました。
しかし発表後に一瞬ポンドが買われる場面がありましたが
追随する動きはなくまだポンドの持つ爆発力は見られませんでした。
GOLDの動きに再び注目したいところです。
現在、日足チャートでみてみると三角持ち合いを形成しており、
それ以前のチャート形状から見ると上っ離れが予想されるところですが、
足一本一本を見てみると上髭になっている日が多いのが見て取れます。
個人的にもバイアスは上ですが、どちらに動いても追随してみたい形状です。
さて今日はこの後豪州の雇用統計が発表になります。
先週まで上昇トレンドを形成していた豪ドル米ドルでしたが、
何やらチャートが崩れだしてきた模様なので今日の内容は注目しています。
※下に用語解説付け足しました。
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■BBFライン1時間足
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USDJPY
100.23
+ライン乱れ・-ライン乱れ
EURJPY
113.14
+ライン乱れ・-ライン順当
GBPJPY
130.72
+ライン乱れ・-ライン順当
AUDJPY
76.69
+ライン順当・-ライン乱れ
EURUSD
1.128
+ライン乱れ・-ライン乱れ
GBPUSD
1.304
+ライン乱れ・-ライン順当
AUDUSD
0.765
+ライン順当・-ライン乱れ
※+ライン-ラインはボリンジャーバンドフィボナッチ
の±2シグマを指しています。
+ラインが乱れている時は上昇、-ラインが乱れている時は
下落方向に行きやすくなっています。
気にしておくと役立ちますよ。
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■指標発表
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08:50 日【貿易統計】2732億円★★
10:30 豪【新規雇用者数】1.00万人★★
10:30 豪【失業率】5.8%★★
17:00 欧【経常収支】★
17:30 英【小売売上高指数】前月比0.1%★★
18:00 欧【消費者物価指数改定値】前年同月比0.2%★
18:00 欧【欧州中央銀行理事会議事要旨】★★
21:30 米【新規失業保険申請件数】前週分26.5万件★★
21:30 米【フィラデルフィア連銀製造業景気指数】2.0★
23:00 米【景気先行指標総合指数】前月比0.3%★
★マークが多ければ多いほど、
値動きに影響の出やすい重要指標となります。
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◆用語解説
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FX:
株式や商品などとは違い、鉄板の原理原則がある。
難しくもあり簡単でもある。なかなか厄介だが魅力がある。
ショート:
売りから入る取引の事。
個人的に大好きである。
ロング:
買いから入る取引の事。
個人的にあまり好きではない。
カベ:
一般にサポートアンドレジスタンスと言われている物が一番近いが
メチャクチャ奥が深くここに書くことは不可能。
三角関係:
通貨ペアというものは個々の動き価格をあらわしてはいるが、
ドルストレートやクロス円などを見ることで
それが単独で動いているものではなく関係性があり
各通貨の強弱を見ることができる。
通貨の巴と表現することもあり、これが分かっていなければ
複数の通貨ペアをトレードすることは無謀の極み。
指標トレード:
各国の重要な経済指標が発表されるときに合わせてトレードすること
米国雇用統計が一番アツい!
日経平均:
日経225とも言い、東京市場に上場している全業種の中から選出された
日本を代表する225銘柄の平均値を加工した指数。
寄り付き:
株式市場が開く時間の事で、現在は9時
後場寄りというものもあり現在は12時半。
大引け:
株式市場が閉まる時間の事で、現在は15時
前引けというものもあり現在は11時半。
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-Investing.comのチャート