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想定通り週明けはドルロング調整でスタート

発行済 2015-08-11 09:48
更新済 2023-07-09 19:32
【マーケットレポート】-想定通り週明けはドルロング調整でスタート

昨日のコメントで指摘した通り、週明けの海外外為市場はドルロング調整地合いとなった。13日までドル相場を動かす重要な米指標データの発表が無いことを考えるならば、今日と明日もドルロング調整を軸とした動きが継続する可能性があろう。

その場合、注視すべきはショートポジションが積み上がっている通貨の巻き戻しだろう。シカゴIMM市場の動向を確認すると、円ショートは7.9万枚、ユーロのそれは11.3万枚とかなり積み上がっている。ドルロング調整がこれら通貨の買い戻し圧力を強めた場合、USD/JPYは日足の一目/転換線を下方ブレイクし、123円台の攻防へとシフトする展開を想定したい。
一方、EUR/USDは6月18日高値1.1436を起点としたレジスタンスラインを突破し、1.1台へ再上昇する展開を想定しておきたい。


【テクニカル分析レポート】-EUR/USD、攻防分岐はレジスタンスライン
レジスタンス
1.1122:リトレースメント50.00%
1.1114:7/31高値
1.1100:厚いオファー
1.1087:ボリンジャー上限(MA21 σ2.0 緑ライン)
1.1040:レジスタンスライン

サポート   
1.0955前後:10日MA(赤ライン)&21日MA(青ライン)
1.0925:8/10安値
1.0900:サポートポイント
1.0850:厚いビッド

6月18日高値1.1436を起点としたレジスタンスラインの突破が、目先最大の焦点となろう。このラインの突破に成功した場合は、ボリンジャーバンドの上限が次の焦点として浮上するさろうが、7月の動向を鑑みるに、瞬間風速的に1.1台への再上昇という展開も十分あり得る。尚、このテクニカルが推移している上の水準(1.0970&1.0990)にはNYオプションカットが観測されている。

一方、下値は10日及び21日MAが密集している1.0955前後での攻防に注視したい。このサポートポイントを下方ブレイクした場合は、再び1.08台攻防へシフトする可能性が高まろう。
尚、1.0900には本日のNYオプションカットが観測されている。

日足チャート
http://jp.investing.com/upload_images/testImg200010273.png

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