ボタニクス・ファーマスーティカルズ(Botanix Pharmaceuticals Ltd)は、オーストラリアに拠点を置く皮膚科学に特化した会社で、一般的な皮膚疾患や感染症に対する新規治療薬の開発を行う。【事業内容】カンナビノイドの抗炎症、免疫調節、抗菌特性を活用した皮膚科領域と抗菌製品の2つの開発プラットフォームを持つ。製品パイプラインは、「Sofpironium Bromide」、「BTX 1503」、「BTX 1702」、「BTX 1204A」、「BTX 1801」で構成される。「Sofpironium Bromide」は、抗コリン・抗ムスカリン薬で、受容体に結合することにより汗腺での発汗をブロックし、汗のシグナルを遮断する。「BTX1503」は、成人及び10代の深刻なニキビ治療のための経皮吸収型ゲル製剤である。「BTX1702」は、丘疹・膿疱性酒さの治療に使用される。「BTX1204A」は、アトピー性皮膚炎に使用される。「BTX1801」は、黄色ブドウ球菌とメチシリン耐性黄色ブドウ球菌(MRSA)をターゲットとした抗菌ゲルである。