サイトメッド・セラピューティクス(CytoMed Therapeutics Ltd)は前臨床バイオ医薬品企業である。【事業内容】ライセンスを受けた独自の技術を利用して、ヒトの癌の治療のための細胞ベースの免疫療法を作成することに重点を置く。技術開発は、既存のキメラ抗原受容体-T(CAR-T)が血液悪性腫瘍の治療に臨床的に成功したこと、およびCAR-T原理を固形腫瘍の治療に外挿する際の臨床的限界と商業的課題に触発されたものである。「CTM-N2D」、「iPSC-gdNKT」、「CTM-GDT」の3つの製品候補を開発中である。「CTM-N2D」は主要な製品候補であり、抗癌細胞毒性を強化するためにナチュラルキラーグループ2Dリガンド(NKG2DL)を標的とするCARを移植した拡張ガンマデルタT細胞で構成される。2番目の製品候補である「iPSC-gdNKT」は、人工多能性幹細胞(iPSC)を出発物質として利用して、ガンマデルタT細胞とNK細胞の合成ハイブリッドであるガンマデルタナチュラルキラーT細胞(gdNKT)を生成する。3番目の製品候補である「CTM-GDT」は、拡張された同種ガンマデルタT細胞で構成される。