フリークアウト・ホールディングスは、リアルタイムビッディング(RTB)技術及びユーザーのウェブ行動ログや広告接触履歴データ、購買情報等をリアルタイムに解析するビッグデータ解析技術をコアとするデマンドサイド・プラットフォーム(DSP)事業を展開する。【事業内容】同社グループは、RTB技術の商用化を実現し、インターネット広告におけるリアルタイム広告枠取引を行うDSP「FreakOut」を広告主及び広告代理店に対して提供。また、同社グループは、広告主がもつ自社(広告主)サイトのアクセスデータ、広告配信データ、会員データ、購買データなどのビッグデータを同社開発の解析ソフトウェアを用いて分析するデータ・マネジメント・プラットフォーム(DMP)「MOTHER」を提供し、DSPによる広告配信、メール配信など広告主の様々なマーケティング・チャネルの最適化支援を行う。このように同社グループは、DSP「FreakOut」及びDMP「MOTHER」の提供を行うことで、広告主の広告効果の向上を実現。これら同社グループの全てのサービスは、PCだけでなくスマートフォン、タブレットにも対応し、旅行、人材、通販、通信、金融、エンタメ業界などの幅広い業種、及び国内外100社以上の広告代理店、メディア企業等に同社グループのサービスを導入している。「FreakOut」は広告主にとって有望な見込顧客にターゲティングするために、多様な配信手法を備えている。具体的には、「知らない人(潜在層)」には知ってもらうための「オーディエンス拡張」等の配信手法を用いた潜在層ターゲティング、「既に知っている人(興味層)」には欲しいと思ってもらうための「キーワードマッチ」等の配信手法を用いた興味関心層ターゲティング、「欲しいと思った人(顕在層)」にはコンバージョンしてもらうための「リターゲティング」等の配信手法を用いた顕在層ターゲティングを行い、消費者の行動プロセスに応じてターゲティングした広告配信を実現。同社グループのDMPサービスでは、従来のDSPによる単純なオーディエンスターゲティング)だけでなく、広告主が保有するデータ(自社サイトのアクセスデータ、会員データ等)と同社が保有する外部の客観的なビッグデータ(ウェブ閲覧履歴、DSPの広告配信データ等)を組み合わせて解析することで、より精度の高いターゲティングや新たな潜在顧客の開拓が可能となる。具体的には、「MOTHER」のビッグデータを活用することで、より精緻に広告主のマーケティング目的にあわせた分析、広告主の既存顧客と非常に良く似たウェブ閲覧行動をしている見込顧客を見つけ出してくるといったことが、実行可能になる。また、大量のデータを構築するためのストレージ(データを長期的に保存するための装置)の構築から、データ解析を行なうための環境構築の提供、さらにデータ分析及び分析結果に基づくアドバイス等のサービスを行う。