ラドレックス(LadRx Corp)は、癌領域に特化するバイオ医薬品の研究開発会社である。【事業内容】化学療法薬を固形腫瘍に誘導し、標的外毒性を低減する新規技術を採用する新規抗癌剤候補の発見、研究、臨床開発に注力する。リンカー活性化薬物放出(LADR)技術プラットフォームは、化学毒性薬剤を付着させる有機バックボーンで構成される。LADRバックボーンは、化学毒性薬剤を腫瘍環境に標的化して送達し、腫瘍内で化学毒性薬剤を放出させるものである。LADRテクノロジーは、複数のパイプライン薬剤の機会を提供する。製品候補である「Aldoxorubicin」は、合理的に設計される細胞毒薬で、確立された抗癌剤であるドキソルビシンを腫瘍内に送達するもので、後期臨床試験段階にある。もう1つの製品候補である「Arimoclomol」は、ニーマンピック病(NPC)およびゴーシェ病の治療薬である。