マリーナ・バイオテク(Marina Biotech Inc)はバイオテクノロジー会社であり、RNA干渉(RNAi)とメッセンジャーRNA(mRNA)の翻訳遮断等の遺伝子抑制アプローチを利用して、核酸に基づいた薬品の発見・開発・商業化を中心とする。【事業内容】同社のパイプラインには、家族性大腸腺腫症(FAP)における臨床プログラム、および膀胱癌と筋強直性ジストロフィーにおける前臨床プログラムが含まれる。同社はリポソームに基づく送達プラットフォームを2つ所有する。そのうちの一つは、アミノ系リポソーム送達技術を利用し、DiLA2(ジ - アルキル化アミノ酸)と呼ばれる分子を組み込む。平成24年4月、同社は「CEQ508」に対する家族性大腸腺腫症におけるRNAi治療薬の安全性および忍容性(START-FAP)の臨床試験の用量漸増段階において「Cohort 2」の投与の完了を発表した。