■NY株式:ダウは68ドル高、年末商戦での消費拡大期待強まる
NYダウ ナスダック
終値 :19152.14 終値 :5398.92
前日比:+68.96 前日比:+18.24
始値 :19093.72 始値 :5388.49
高値 :19152.14 高値 :5398.92
安値 :19093.72 安値 :5379.28
25日の米国株式相場は上昇。
ダウ平均は68.96ドル高の19152.14、ナスダックは18.24ポイント高の5398.92で取引を終了した。
感謝祭(サンクスギビング)明けの金曜日で、株式相場も午後1時までの短縮取引となっており、終日閑散取引となった。
本日は年末商戦が本格化する感謝祭翌日の「ブラックフライデー」に該当し、小売各社の業績への期待から堅調推移となった。
セクター別ではエネルギーを除いて全面高となり、公益事業や電気通信サービスの上昇が目立った。
ディスカウントストアのターゲット(TGT)はオンライン販売が過去最高となったことを明らかにし、小幅上昇。
医薬品のジョンソン・エンド・ジョンソン(JNJ)はスイスの同業アクテリオンに買収を打診したことが報じられ、買われた。
一方で、ネット小売のアマゾン(AMZN)は本日時点での注文商品数が既に昨年を上回るペースで推移していることを発表したものの、値引きへの懸念もあり小動きとなった。
アドビ・デジタル・インデックスによると、感謝祭でのオンライン売上高は前年を約12%上回る19.3億ドルに達した見込み。
Horiko Capital Management LLC
■NY為替:ドル高一段落、米経済指標が予想下回る、112.56円/1.0627ドル
25日のニューヨーク外為市場でドル・円は、112円65銭へ下落後、113円31銭へ上昇し113円11銭で引けた。
米国の10月卸売在庫が予想外に減少したほか、米10月前渡し商品貿易収支も赤字が予想以上に拡大したことに失望しドル売りが優勢となった。
しかし、押し目買い意欲も強く下値も限定的となった。
ユーロ・ドルは、1.0627ドルまで上昇後、1.0584ドルへ反落し1.0592ドルで引けた。
欧州中央銀行(ECB)による緩和策解除(テーパリング)の思惑が再燃し一時ユーロ売りが後退。
ユーロ・円は、119円58銭から120円00銭へ上昇。
ポンド・ドルは、1.2425ドルから1.2487ドルへ上昇した。
ドル・スイスは、1.0105フランへ下落後、1.0154フランへ上昇した。
■NY原油:大幅続落で46.06ドル、減産合意に対する不透明感が高まり
NY原油は大幅続落(NYMEX原油1月限終値:46.06↓1.90)。
高値は23時00分の47.45ドル、安値は3時35分の45.88ドル。
28日に予定されていた石油輸出機構(OPEC)の加盟国と非加盟国の協議が中止となったことから、減産合意に不透明感が高まったことからきつい下落となった。
日足チャートでは、200日移動平均線(44.2ドル水準)からの反発だったが、100日移動平均線(46ドル水準)まで押し戻される格好に。
■主要米国企業の終値
銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率)
バンクオブアメリカ(BAC) 20.86ドル +0.30ドル(+1.46%)
モルガン・スタンレー(MS) 41.10ドル +0.06ドル(+0.15%)
ゴールドマン・サックス(GS)211.38ドル -0.93ドル(-0.44%)
インテル(INTC) 35.44ドル +0.24ドル(+0.68%)
アップル(AAPL) 111.77ドル +0.54ドル(+0.49%)
アルファベット(GOOG) 780.23ドル +1.23ドル(+0.16%)
フェイスブック(FB) 120.38ドル -0.46ドル(-0.38%)
キャタピラー(CAT) 95.81ドル -0.37ドル(-0.38%)
アルコア(AA) 31.70ドル +0.19ドル(+0.60%)
ウォルマート(WMT) 71.23ドル +0.40ドル(+0.56%)
スプリント(S) 7.89ドル +0.20ドル(+2.60%)