13日の香港市場は小幅に値下がり。
主要50銘柄で構成されるハンセン指数が前日比51.84ポイント(0.21%)安の24261.66ポイント、本土企業株で構成されるH株指数が3.97ポイント(0.04%)安の10204.34ポイントと反落した。
売買代金は671億5400万香港ドルとやや縮小している(12日は718億3900万香港ドル)。
北朝鮮情勢の不透明感がくすぶる状況。
米国の調査機関によれば、北朝鮮の核実験場は準備が整った。
商業衛星画像の分析を報告したという。
核実験が実施された場合、極東有事が現実化すると不安視された。
北朝鮮をけん制するために、米空母は15日ごろ朝鮮半島周辺の海域に到着する見通しとなっている。
ただ、大きく売り込む動きは限定的。
中国の指標発表後に指数は下げ渋りをみせている。
今年3月の貿易統計が取引時間中に公表された。
人民元ベースの輸出が前年同月比で22.3%増(予想は8.0%増)、輸入が同26.3%増(同15.0%増)と大幅に上振れている。
ハンセン指数の構成銘柄では、天然ガス事業の昆侖能源(135/HK)が1.6%安、金融大手グループのHSBC(5/HK)と香港地場大手の恒生銀行(ハンセン銀行:11/HK)がそろって1.3%安と下げが目立った。
一方、中国不動産セクターは買われる。
広州富力地産(2777/HK)が7.3%高、首創置業(2868/HK)が3.7%高、雅居楽集団HD(3383/HK)が2.2%高、万科企業(2202/HK)が1.7%高で引けた。
各社が月次統計を発表し、足元の不動産販売が概ね順調に推移していることなどを手がかりとしている。
家電セクターもしっかり。
海信科龍電器(ハイセンス・ケロン・エレクトリカル:921/HK)が2.3%、海爾電器集団(ハイアール電器:1169/HK)が1.8%、創維数碼HD(スカイワース・デジタル:751/HK)が0.7%ずつ上昇した。
海信科龍電器に関しては、1~3月期の大幅増益見通しも材料視されている。
本土市場は小反発。
主要指標の上海総合指数は、前日比0.07%高の3275.96ポイントで取引を終えた。
貿易統計の上振れなどで買われる展開。
港湾・海運株がしっかり。
不動産株や発電株、消費関連株なども値上がりしている。
なお香港市場は、あす14日と週明け17日がイースターに絡み連休となる。
【亜州IR】
主要50銘柄で構成されるハンセン指数が前日比51.84ポイント(0.21%)安の24261.66ポイント、本土企業株で構成されるH株指数が3.97ポイント(0.04%)安の10204.34ポイントと反落した。
売買代金は671億5400万香港ドルとやや縮小している(12日は718億3900万香港ドル)。
北朝鮮情勢の不透明感がくすぶる状況。
米国の調査機関によれば、北朝鮮の核実験場は準備が整った。
商業衛星画像の分析を報告したという。
核実験が実施された場合、極東有事が現実化すると不安視された。
北朝鮮をけん制するために、米空母は15日ごろ朝鮮半島周辺の海域に到着する見通しとなっている。
ただ、大きく売り込む動きは限定的。
中国の指標発表後に指数は下げ渋りをみせている。
今年3月の貿易統計が取引時間中に公表された。
人民元ベースの輸出が前年同月比で22.3%増(予想は8.0%増)、輸入が同26.3%増(同15.0%増)と大幅に上振れている。
ハンセン指数の構成銘柄では、天然ガス事業の昆侖能源(135/HK)が1.6%安、金融大手グループのHSBC(5/HK)と香港地場大手の恒生銀行(ハンセン銀行:11/HK)がそろって1.3%安と下げが目立った。
一方、中国不動産セクターは買われる。
広州富力地産(2777/HK)が7.3%高、首創置業(2868/HK)が3.7%高、雅居楽集団HD(3383/HK)が2.2%高、万科企業(2202/HK)が1.7%高で引けた。
各社が月次統計を発表し、足元の不動産販売が概ね順調に推移していることなどを手がかりとしている。
家電セクターもしっかり。
海信科龍電器(ハイセンス・ケロン・エレクトリカル:921/HK)が2.3%、海爾電器集団(ハイアール電器:1169/HK)が1.8%、創維数碼HD(スカイワース・デジタル:751/HK)が0.7%ずつ上昇した。
海信科龍電器に関しては、1~3月期の大幅増益見通しも材料視されている。
本土市場は小反発。
主要指標の上海総合指数は、前日比0.07%高の3275.96ポイントで取引を終えた。
貿易統計の上振れなどで買われる展開。
港湾・海運株がしっかり。
不動産株や発電株、消費関連株なども値上がりしている。
なお香港市場は、あす14日と週明け17日がイースターに絡み連休となる。
【亜州IR】