■業績動向
(2) 財務状況
ナガイレーベン (T:7447)の財務状況は引き続き安定している。
2017年8月期第2四半期末の資産合計は37,991百万円となり、前期末に比べ865百万円減少した。
流動資産は29,234百万円となり同151百万円増加したが、主な要因は現金及び預金の減少635百万円、受取手形及び売掛金の増加30百万円、棚卸資産の増加764百万円など。
棚卸資産が増加しているのは季節性(第2四半期末と前期末との比較)によるもので、懸念されるものではない。
一方で固定資産は8,756百万円となり、同1,017百万円減少したが主に長期預金の流動資産への振替に伴う投資その他資産の減少921百万円による。
負債合計は3,710百万円となり、前期末に比べ645百万円減少した。
主な要因は、未払法人税等の減少528百万円など。
純資産合計は34,281百万円となり、同220百万円減少した。
主な要因は、配当金の実施による利益剰余金の減少1,662百万円など。
この結果、2017年8月期第2四半期末の自己資本比率は、前期末に比べて1.4ポイントアップして90.2%となった。
(3) キャッシュフローの状況
2017年8月期第2四半期の営業活動によるキャッシュ・フローは105百万円の収入であったが、主な収入は税金等調整前四半期純利益の計上2,011百万円、減価償却費156百万円、売掛債権の減少35百万円、主な支出は棚卸資産の増加764百万円などである。
投資活動によるキャッシュ・フローは317百万円の支出であったが、主なものは定期預金の預入(ネット)による支出300百万円、有形固定資産の取得による支出67百万円などだ。
財務活動によるキャッシュ・フローは1,654百万円の支出であったが、主なものは配当金の支払いによる支出1,654百万円などである。
この結果、期間中の現金及び現金同等物は1,835百万円の減少となり、期末の現金及び現金同等物の残高は4,868百万円となった。
有利子負債が皆無であることに加え、自己株式を4,902百万円(4,989,504株)保有していることから手元ネット・キャッシュは依然として潤沢である。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 寺島 昇)
(2) 財務状況
ナガイレーベン (T:7447)の財務状況は引き続き安定している。
2017年8月期第2四半期末の資産合計は37,991百万円となり、前期末に比べ865百万円減少した。
流動資産は29,234百万円となり同151百万円増加したが、主な要因は現金及び預金の減少635百万円、受取手形及び売掛金の増加30百万円、棚卸資産の増加764百万円など。
棚卸資産が増加しているのは季節性(第2四半期末と前期末との比較)によるもので、懸念されるものではない。
一方で固定資産は8,756百万円となり、同1,017百万円減少したが主に長期預金の流動資産への振替に伴う投資その他資産の減少921百万円による。
負債合計は3,710百万円となり、前期末に比べ645百万円減少した。
主な要因は、未払法人税等の減少528百万円など。
純資産合計は34,281百万円となり、同220百万円減少した。
主な要因は、配当金の実施による利益剰余金の減少1,662百万円など。
この結果、2017年8月期第2四半期末の自己資本比率は、前期末に比べて1.4ポイントアップして90.2%となった。
(3) キャッシュフローの状況
2017年8月期第2四半期の営業活動によるキャッシュ・フローは105百万円の収入であったが、主な収入は税金等調整前四半期純利益の計上2,011百万円、減価償却費156百万円、売掛債権の減少35百万円、主な支出は棚卸資産の増加764百万円などである。
投資活動によるキャッシュ・フローは317百万円の支出であったが、主なものは定期預金の預入(ネット)による支出300百万円、有形固定資産の取得による支出67百万円などだ。
財務活動によるキャッシュ・フローは1,654百万円の支出であったが、主なものは配当金の支払いによる支出1,654百万円などである。
この結果、期間中の現金及び現金同等物は1,835百万円の減少となり、期末の現金及び現金同等物の残高は4,868百万円となった。
有利子負債が皆無であることに加え、自己株式を4,902百万円(4,989,504株)保有していることから手元ネット・キャッシュは依然として潤沢である。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 寺島 昇)