アトラエ (T:6194)は9日、2019年9月期第3四半期(18年10月-19年6月)決算を発表した。
売上高が前年同期比38.7%増の22.96億円、営業利益が同21.8%増の6.48億円、経常利益が同29.8%増の6.49億円、四半期純利益が同29.5%増の4.48億円となった。
成功報酬型求人メディア「Green」では、求人企業と求職者のマッチング効率向上のためのコンテンツの拡充、ビッグデータ解析によるレコメンド精度の向上をはじめ、登録者数の増加施策としてWebマーケティングの強化、求人企業管理画面の改善等、様々な取り組みを引き続き実施している。
これらの施策の結果、当第3四半期累計期間の入社人数は2,204人(前年同期比25.7%増)となった。
また、Greenに次ぐ新たな事業として、「wevox」及び「yenta」の立ち上げに力を入れて取り組んでいる。
「wevox」は、組織の状態をスコアリングして可視化し、改善策を推奨することで、利用企業の組織改善を支援するプラットフォーム。
2017年5月の正式リリース以降着実に導入企業を増やし、9日現在の導入企業は950社を超えている。
「yenta」では、法人向けのマネタイズプランの開発及びユーザー数向上のためのマーケティングに注力している。
2019年9月通期の業績予想は、売上高が前期比30.1%増の30.00億円、営業利益が同1.3%増の7.00億円、経常利益が同4.6%増の6.90億円、当期純利益が同2.7%増の4.76億円とする期初計画を据え置いている。