欧州市場でドル・円は失速し、106円を割り込んだ。
アジア市場終盤には一時106円70銭台に強含んだが、その後の円売りは続かず、足元で105円80銭台でのもみ合い。
米株式先物の堅調地合い継続でドル買いは入りやすい反面、欧州株安でリスク回避的な円買いが意識される。
17時半に発表された英国の7月小売売上高(自動車燃料含む)は予想を上回り、足元の底堅い経済指標を好感したポンド買いが入った。
ここまでの取引レンジは、ドル・円は105円81銭から106円25銭、ユーロ・円は117円95銭から118円50銭、ユーロ・ドルは1.1140ドルから1.1154ドルで推移した。