ブラックフライデーがやってきました! 最大60%割引InvestingProをお見逃しなく 特別セールを請求する

原油先物は小幅高、英離脱合意期待やOPEC事務局長発言で

発行済 2019-10-16 11:10
更新済 2019-10-16 11:13
原油先物は小幅高、英離脱合意期待やOPEC事務局長発言で
LCO
-
CL
-

[シンガポール 16日 ロイター] - 原油先物は16日のアジア時間に小幅に上昇。株高を受けて買いが先行したほか、英国の欧州連合(EU)離脱を巡る合意への期待感や、石油輸出国機構(OPEC)と非加盟主要産油国による一段の減産の可能性を示唆する発言が材料視されている。

ただ、世界経済の減速を巡る根強い懸念が上値を抑えている。

0103GMT(日本時間午前10時03分)時点で、北海ブレント先物 (LCOc1)は0.11ドル(0.2%)高の1バレル=58.85ドル。米WTI (CLc1)は0.10ドル(0.2%)高の52.91ドル。

OANDAの上級市場アナリスト、エドワード・モヤ氏は「米中貿易戦争とブレグジット(英EU離脱)という世界的な石油需要への2大テールリスクが和らいだことから、原油に関して強気なポジションが多少構築されている」と指摘。

「近い将来に広範な貿易合意がまとまる可能性は低いとみられるが、米中貿易戦争を巡るリスクは後退している」とした。

英国とEUは15日、今週開かれるEU首脳会議での承認を目指し、新たな離脱協定案を巡り深夜過ぎまで協議を行った。ただ、今月31日の離脱期日の再延長を回避できるかどうかは、まだ分からない状況だ。

一方、OPECのバルキンド事務局長は15日、OPECと非加盟主要産油国で構成する「OPECプラス」が来年以降も市場の安定を維持できるよう、「できる限りのことを行うはずだ」と述べた。

最新のコメント

当社アプリをインストール
リスク開示書: 金融商品や仮想通貨の取引は投資金額を失う高いリスクがあります。仮想通貨の価格は非常にボラティリティーが高く、金融、規制、政治など、外的な要因に影響を受けることがあります。また信用取引はリスクが高いことを十分に理解してください。
金融商品または仮想通貨の取引をする前に、金融市場での取引に関わるリスクやコストについて十分に理解し、専門家の助言を求めたり、ご自身の投資目的や経験値、リスク選好等を注意深く検討することを推奨いたします。
Fusion Media によるこのウェブサイトのデータが、必ずしもリアルタイムおよび正確ではないということをご了承ください。またデータや価格が、必ずしも市場や取引所からではなく、マーケットメーカーにより提供されている場合があります。その為、価格は気配値であり、実際の市場価格とは異なる可能性があります。Fusion Media および当ウェブサイトへのデータの提供者は、当ウェブサイトに含まれる情報を利用したすべての損失に対して一切の責任を負わないものとします。
Fusion Media およびデータ提供者による事前の書面の許可なしに、当ウェブサイト上のデータを使用、保存、複製、表示、変更、送信、配信することを禁じます。すべての知的財産権は当ウェブサイト上のデータの提供者、または取引所が有します。
Fusion Media は当ウェブサイトに表示される広告により報酬を得ることがあります。
上記内容は英語版を翻訳したものであり、英語版と日本語版の間に不一致がある時は英語版が優先されます。
© 2007-2024 - Fusion Media Limited. 無断複写・転載を禁じます