[東京 28日 ロイター] - 28日の原油先物価格は、引き続きしっかり。ロシアが石油輸出国機構(OPEC)との協力を続け、原油生産を管理し、価格を下支えする方針を確認したことから、先週の堅調を維持している。
0055GMT(日本時間午前9時55分)時点で、ブレント先物 (LCOc1)は0.01ドル安の1バレル=62.01ドル。先週は4%超上昇し、9月20日以来の大幅な上げを記録した。 米WTI (CLc1)は0.04ドル安の56.62ドル。先週は5%超上昇し、同様に9月20日以来の大幅上昇となった。 ロシアのエネルギー省は25日、サウジアラビアやOPEC、OPEC非加盟国との協力を続け、市場の安定を図る方針だと明らかにした。 前日には、ロシア国営石油会社ロスネフチ (MM:ROSN)のイーゴリ・セチン最高経営責任者(ECO)が、サウジの石油施設への攻撃で、信頼できる原油供給国として同国の立場に疑念が生じていると述べていた。