[東京 14日 ロイター] - 原油先物は続伸。先週の米原油在庫の減少が示されたこと、米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長が国内経済について前向きの発言をしたことが支援材料になった。
0111GMT(日本時間午前10時11分)時点で、米WTI (CLc1)は0.20ドル(0.4%)高の1バレル=57.32ドル。前日には0.6%上昇していた。
ブレント先物 (LCOc1)は0.17ドル(0.3%)高の同62.54ドル。前日は0.5%上昇していた。
パウエルFRB議長は13日、議会公聴会の冒頭陳述で、米経済の「持続的な拡大」を予想していると表明。利下げの効果は完全には浸透していないものの、「時間と共に表れるだろう」と述べた。[nL4N27T4A4]
米石油協会(API)が13日公表した統計によると、8日までの1週間の国内原油在庫は前週比54万1000バレル減の4億4000万バレル。アナリスト予想は160万バレル増だった。
14日には、米エネルギー情報局(EIA)の週間石油在庫統計が発表予定。 OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20191114T021038+0000