[メルボルン 15日 ロイター] - 原油先物価格は15日、小幅上昇している。直近の週間統計で米原油在庫が減少したことが相場を支援している。
0032GMT(日本時間午前9時32分)時点で、米WTI先物 (CLc1)は0.04ドル(0.1%)高の1バレル=41.08ドル。ブレント先物 (LCOc1)は0.05ドル(0.1%)高の43.37ドル。
米石油協会(API)の週間統計によると、10月9日までの週に、原油、ガソリン、および、ディーゼル油とヒーティングオイルを含むディスティレート(留出油)の在庫は全て減少した。
石油輸出国機構(OPEC)加盟国とロシアなど非加盟国で構成する「OPECプラス」は、9月の協調減産の順守が102%だった。OPECプラスの技術委員会会合を前に2人の関係者がロイターに明らかにした。
オーストラリア・アンド・ニュージーランド銀行(ANZ) (AX:ANZ)はリポートで、9月の中国の原油輸入が大幅に増加したことに加え、ホリデーシーズンを前にしたインド製油所の原油購入が相場を下支えしていると指摘した。
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