[メルボルン 5日 ロイター] - 米原油先物は下落。米上院で共和党が多数を維持する見通しとなり、大規模財政支出への期待後退を背景としたドル高を受けている。
0042GMT(日本時間午前9時42分)時点で、米WTI先物 (CLc1)は0.29ドル(0.7%)安の1バレル=38.86ドル。ブレント先物 (LCOc1)は取引が開始していない。前日はどちらも約4%上昇した。
コモンウェルス銀行のコモディティーアナリストは、「ドル相場が神経質な展開となっているため、原油市場は振れやすい状態が続くだろう。米大統領選の行方を見守る中、ドルは少なくとも数日は不安定となる見込みだ」と述べた。
原油価格はドル建てのため、ドルが上昇すると海外勢にとって割高となり下落する傾向がある。
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