[25日 ロイター] - 米石油サービス会社ベーカー・ヒューズのデータによると、25日までの週に米国内で稼働している石油・天然ガス掘削リグ数は470基となり、昨年4月以来の高水準だった前週から変わらなかった。一方、原油価格が2018年以来の高値を付ける中、月間ベースでは11カ月連続で増加した。
石油リグは週間で1基減の372基、天然ガスは1基増の98基だった。昨年同時期に比べると、石油・ガスのリグ数は205基(77%)多くなっており、過去最低だった昨年8月の244基に比べ93%増えた。
月間ベースでは、リグ稼働数は13基増加した。11カ月連続で増加するのは2017年7月以来。ただ、2020年9月以来の小幅な増加にとどまった。
四半期で見ると、リグ数は53基増。2018年12月以来初めて、3四半期連続の増加を記録した。ただ増加ペースは、第1・四半期(66基)や2020年第4・四半期(90基)から鈍化した。