[ニューヨーク 30日 ロイター] - 米エネルギー情報局(EIA)が公表した月報によると、4月の国内原油生産は日量1万9000バレル減の1116万9000バレルだった。メキシコ湾での生産が落ち込んだ。
同湾沖の生産は前月から同9万2000バレル減少。一方、国内最大の産油地であるテキサス州とノースダコタ州の生産は拡大した。
また、アラスカ州とハワイ州を除く48州の天然ガス生産は、日量11億立方フィート増の1035億立方フィートと、13カ月ぶりの高水準となった。3月は過去最大の79億立方フィート増だった。
天然ガス生産のピークは2019年12月の日量1071億立方フィート。
国内トップのガス生産州を見ると、テキサス州が3.2%増の日量287億立方フィートと、13カ月ぶりの高水準。一方、ペンシルベニア州は1.3%減の206億立方フィートで、6カ月ぶりの低水準だった。