💎 今日の市場でもっとも健全な企業を見てみましょう完了

原油先物、14年秋以来の高値に迫る ウクライナ情勢を警戒

発行済 2022-02-14 10:43
更新済 2022-02-14 10:45

[シンガポール 14日 ロイター] - 原油先物価格は上昇し、2014年秋以来の高値に迫っている。ロシアがウクライナに侵攻すれば欧米が対ロ制裁を発動し、ロシアからのエネルギー輸出に影響が出るとの警戒感が高まっている。

直近の北海ブレント先物は1.29ドル(1.4%)高の1バレル=95.73ドル。一時、95.91ドルを付けた。

米WTI先物は1.49ドル(1.6%)高の94.59ドル。94.92ドルまで上昇した。

ロシアによるウクライナ侵攻が差し迫っているとの米当局者のコメントを受けて、各国の金融市場は不安定になっている。

サリバン米大統領補佐官(国家安全保障担当)は13日のCNNで、ロシアによるウクライナ侵攻は「いつ起きてもおかしくない」と述べて警戒をあらわにし、ロシアが開戦の口実をでっち上げる可能性にも言及した。また、北大西洋条約機構(NATO)を「隅から隅まで」防衛すると強調した。

© Reuters. 原油先物価格は上昇し、2014年秋以来の高値に迫っている。写真は、米国テキサス州のポンプジャッキ。2019年11月22日に撮影。(2022年 ロイター/Angus Mordant)

核合意再建に向けたイランと米国の協議の行方にも注目が集まっている。

イランの安保当局者は14日、協議の進展は「一段と困難」になっているとの認識を示した。

米エネルギーサービス会社のベーカー・ヒューズが11日発表した週間データ(2月11日までの週)によると、米国内の石油・天然ガス掘削リグ稼働数は前週から22基増え、過去4年間で最大の増設となった。原油価格が7年ぶり高値を付けたことを受けた。

最新のコメント

当社アプリをインストール
リスク開示書: 金融商品や仮想通貨の取引は投資金額を失う高いリスクがあります。仮想通貨の価格は非常にボラティリティーが高く、金融、規制、政治など、外的な要因に影響を受けることがあります。また信用取引はリスクが高いことを十分に理解してください。
金融商品または仮想通貨の取引をする前に、金融市場での取引に関わるリスクやコストについて十分に理解し、専門家の助言を求めたり、ご自身の投資目的や経験値、リスク選好等を注意深く検討することを推奨いたします。
Fusion Media によるこのウェブサイトのデータが、必ずしもリアルタイムおよび正確ではないということをご了承ください。またデータや価格が、必ずしも市場や取引所からではなく、マーケットメーカーにより提供されている場合があります。その為、価格は気配値であり、実際の市場価格とは異なる可能性があります。Fusion Media および当ウェブサイトへのデータの提供者は、当ウェブサイトに含まれる情報を利用したすべての損失に対して一切の責任を負わないものとします。
Fusion Media およびデータ提供者による事前の書面の許可なしに、当ウェブサイト上のデータを使用、保存、複製、表示、変更、送信、配信することを禁じます。すべての知的財産権は当ウェブサイト上のデータの提供者、または取引所が有します。
Fusion Media は当ウェブサイトに表示される広告により報酬を得ることがあります。
上記内容は英語版を翻訳したものであり、英語版と日本語版の間に不一致がある時は英語版が優先されます。
© 2007-2024 - Fusion Media Limited. 無断複写・転載を禁じます