[カイロ 14日 ロイター] - 英石油大手BPのバーナード・ルーニー最高経営責任者(CEO)は14日、ロシアで手掛けている石油・ガス事業について、同国と西側の緊張の高まりによる影響を受けていないとして、引き続き事業を手掛ける方針を表明した。
BPはロシアに投資する最大の外国企業。ロシア石油最大手ロスネフチ株式の19.75%を保有しているほか、同国の石油・ガス事業にも複数出資している。
ルーニーCEOはカイロで開かれた会合で「率直に言って、われわれがロシアで進めている事業に影響はなく、引き続き手掛けていく」と述べた。
一方、西側がロシアに制裁を発動すれば、BPとして順守すると付け加えた。