[モスクワ 19日 ロイター] - ウクライナ東部の親ロシア派勢力は19日、ウクライナが親ロシア派の支配地域を武力で奪還しようと計画していたと発表した。
ウクライナ当局は「でっち上げ」だとして否定した。
ウクライナや西側諸国は、ロシアがウクライナ東部で偽旗作戦を展開し、攻撃の口実を準備しているとの懸念を強めている。
ウクライナ東部「ドネツク人民共和国」の親ロシア派は、同地域からロシア語を話す人々を「追放」する計画を阻止したと発表した。武力による地域奪還に向けた5日間の作戦の一環だったとしている。
親ロシア派がドネツクで拘束したとする男性は、ロシア国営テレビのチャンネル・ワンで放送されたインタビューで、前夜の親ロシア派指導者の車両爆破や、武器・爆発物の密輸に関与したと述べた。この人物をウクライナのスパイだとしている。