24日午前のアジア市場でドル・円は小じっかりとなり、114円後半から115円前半に値を上げた。
日経平均株価の下げ幅縮小を手がかりに、月末に向け国内実需筋による買戻しが優勢に。
ただ、ウクライナ情勢の緊張で、目先のドルや円の売りは抑制されそうだ。
ここまでの取引レンジは、ドル・円は114円83銭から115円12銭、ユーロ・円は129円54銭から130円07銭、ユーロ・ドルは1.1275ドルから1.1313ドル。
【要人発言】
・プーチン・ロシア大統領
「特別な軍事行動を開始。
ロシアとウクライナの武力衝突は避けられない」
「NATOの拡大とウクライナの使用は許されない」
・ブリンケン米国務長官
「夜明け前にロシアは侵略行為に踏み切ると思われる」
・黒田日銀総裁
「欧米と異なり、直ちに金融緩和の縮小に動くことはない」
「ウクライナ情勢の緊迫化が資源価格に及ぼす影響を含め、物価動向を注視」