[ニューヨーク 1日 ロイター] - 1日の取引で、原油先物が7%超急伸し、2014年以来の高値を付けた。国際エネルギー機関(IEA)加盟各国が備蓄石油6000万バレルの協調放出で合意したものの、ロシアのウクライナ侵攻に伴う原油供給逼迫懸念を和らげるには至らなかった。
清算値は、北海ブレント原油先物が7ドル(7.1%)高の1バレル=104.97ドル。清算値としては14年8月以来の高値となる。一時、14年7月以来の高値を付ける場面もあった。
米WTI先物も7.69ドル(8%)高の103.41ドルと、清算値としては14年7月以来の高値を更新。1日の上昇率としても20年11月以来の高さとなった。一時、14年6月以来の高値を付けた。