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IEA加盟国、石油備蓄協調放出6000万バレル超 相場に響かず

発行済 2022-03-07 11:04
更新済 2022-03-07 11:09
© Reuters. 国際エネルギー機関(IEA)は4日、ロシアのウクライナ侵攻を受けて加盟国が合意した石油備蓄協調放出は最終的に6170万バレルに上ったと明らかにした。写真は、2022年2月

[ロンドン 4日 ロイター] - 国際エネルギー機関(IEA)は4日、ロシアのウクライナ侵攻を受けて加盟国が合意した石油備蓄協調放出は最終的に6170万バレルに上ったと明らかにした。

このうち、米国は3000万バレル、日本は750万バレル、韓国は440万バレル、ドイツは320万バレル放出する。

欧米などの強力な対ロシア制裁を受け、ロシア産原油の購入が手控えられており、備蓄の放出は供給途絶を防ぐ狙いがある。

ただ、IEA加盟国による6000万バレルの協調放出が1日に発表された後も、原油の高騰は止まっていない。

放出量の内訳は以下の通り。

Country Volume (in barrels)

Australia 1.692 million

Austria 387,000

Belgium 258,000

Estonia 36,000

Finland 377,000

France 1.5 million

Germany 3.215 million

Greece 303,000

Hungary 266,000

Ireland 222,000

Italy 2.041 million

Japan 7.5 million

Korea 4.42 million

Lithuania 115,000

Luxembourg 109,000

Netherlands 823,000

New Zealand 384,000

Norway 409,000

Poland 1.052 million

Spain 2 million

Sweden 551,000

Switzerland 350,000

© Reuters. 国際エネルギー機関(IEA)は4日、ロシアのウクライナ侵攻を受けて加盟国が合意した石油備蓄協調放出は最終的に6170万バレルに上ったと明らかにした。写真は、2022年2月16日にサウジアラビアのリヤドで開催されたIEAのシンポジウムの様子。(2022年 ロイター/Ahmed Yosri)

Turkey 1.5 million

United States 30 million

Total IEA 61.71 million

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