[ヒューストン 6日 ロイター] - カナダの主要産油地域アルバータ州のエネルギー相、ソニア・サベージ氏は6日、世界の石油供給逼迫の緩和に同州が貢献できるとの考えを示した。
アルバータ州にはパイプラインと鉄道に余力があり、米国への輸送を増やすことが可能だと述べた。
訪問先の米ヒューストンでイベント出席前にロイターに対し「ベネズエラやその他の国ではなく、われわれが解決策だ」と述べた。米国がベネズエラに代表団を送り、米原油制裁の緩和について協議したことを念頭に置いた発言とみられる。
ロシアのウクライナ侵攻を踏まえれば、ロシア産の原油や石油精製品を購入するのは「非良心的」とも述べ、米国は輸入を禁止すべきとの見方を示した。
カナダは先週、ロシア産原油の禁輸を発表している。