[ベルリン 7日 ロイター] - ドイツのリントナー財務相は7日、ロシアからの原油、天然ガス、石炭の輸入停止について、現時点では計画していないと述べた。
同財務相は記者団に対し「選択肢としては当然、排除しない」としながらも、「ロシアのプーチン大統領に対する制裁を持続させるために、こうした手段を現時点で取らないことが望ましい」と述べた。
これについてショルツ首相は、代替輸入源を確保するまでロシア産エネルギーが必要と指摘。「ロシアに代替するエネルギー源の速やかな確保に向け、政府は欧州連合(EU)内外のパートナー国と長らく取り組んできたが、一夜にして成し遂げられることではない」と述べた。