[メルボルン 8日 ロイター] - 8日アジア時間の原油先物は14年ぶり高値付近でもみ合い。ウクライナ侵攻を受けた対ロシア追加制裁として、米国が独自にロシア産原油の禁輸に踏み切る可能性があるとの情報が、供給懸念を幾分和らげている。
北海ブレント先物は直近で3ドル超上昇の1バレル=126.35ドル。
米WTI先物は0223GMT(日本時間午前11時23分)時点で0.36ドル(0.3%)高の同119.72ドル。
ブレントは一時121.31ドル、WTIは117.07ドルまで軟化した。
関係者によると、バイデン政権は、欧州同盟国の参画がなくてもロシア産原油の輸入禁止に踏み切る構えで、議会も関連手続きを迅速に進める準備をしているという。