[21日 ロイター] - ロシアの主要情報機関は、数百個の機雷がウクライナの港湾付近のケーブルから外れて黒海に漂着したと発表した。しかし、ウクライナはこれを偽情報と否定。ロシアが海域の一部を封鎖しようとしていると非難した。
黒海は、穀物や石油、石油製品の主要な輸送ルート。ロシア連邦保安局(FSB)は声明で「荒天のため、機雷とアンカーをつなぐケーブルが切断された。風と水流により、機雷は黒海の西部を漂っている」とした上で、約420個の機雷がウクライナ軍によって仕掛けられたと主張した。
これに対し、ウクライナ側は、FSBの情報が誤りであり、機雷が海上に漂流している事実はないと強調した。