[21日 ロイター] - 男子ゴルフのマスターズ・トーナメント(4月7日開幕)は、サウジアラビア主導のスーパーゴルフリーグ(SGL)構想について問題発言を行った元優勝者フィル・ミケルソン(米国)を今年の大会の出場者リストから除外した。
ミケルソンを巡っては、昨年11月にサウジアラビアについて人権に関して「恐ろしい記録」があるとコメントしていたことが2月に判明。その一方で、PGAツアーに対抗するSGL構想には理解を示していた。サウジアラビア政府は人権侵害の疑惑を否定している。
通算6回のメジャー優勝を誇るミケルソンはその後、コメントは「オフレコ」だったとして謝罪。しばらく競技から離れる意向を表明した。
ミケルソンがマスターズを欠場するのは1994年以来初めて。同大会では通算3回優勝している。