[カルガリー(加アルバータ州) 24日 ロイター] - カナダのウィルキンソン天然資源相は24日、原油とガスの輸出について、2022年末までに最大で日量30万バレル増やす能力があると述べた。ロシアのウクライナ侵攻に伴う世界のエネルギー安全保障強化が狙い。
また、欧州各国の要請を受けて、ロシア産ガスをカナダ産液化天然ガス(LNG)で代替する方法についても検討していると明らかにした。
ウィルキンソン氏は、カナダは今年、原油輸出を最大で日量20万バレル、天然ガスは同10万石油換算バレル(BOE)増やすことができると説明した。