4日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。
■株式見通し:プライム銘柄の底堅い値動きが見られるかが注目される
■イオン、22/2下方修正 営業利益1730億円←2000億円
■前場の注目材料:パナソニック、戦略投資6000億円、中長期成長に重点
■プライム銘柄の底堅い値動きが見られるかが注目される
4日の日本株市場は、やや買い先行で始まった後は、こう着の強い相場展開になりそうだ。
1日の米国市場はNYダウが139ドル高だった。
3月雇用統計が労働市場の強さを新たに証明したため買い先行で始まった。
その後、労働市場のひっ迫や賃金の予想を上回る伸びにより、5月連邦公開市場委員会(FOMC)での大幅利上げ観測が強まったことが警戒されたほか、長短金利の逆転で景気後退懸念も浮上し、一時下落に転じた。
ただし、第2四半期入りで新規投資が下支えとなり再び上昇すると、引けにかけて上げ幅を拡大した。
シカゴ日経225先物清算値は大阪比135円高の27795円。
円相場は1ドル122円60銭台で推移している。
シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、やや買い先行で始まりそうである。
日米ともに期末特有の需給要因が通過した一方で、新年度入りに伴う資金流入への思惑から下値の堅さは意識されやすいと見られる。
東証の新区分移行によって見極めムードも強まりやすいだろうが、新年度入りによってプライム銘柄の底堅い値動きが見られるかが注目されそうである。
もっとも、今週はFOMC議事要旨の公表を6日に控えている。
そのため、これを受けた米国市場の動向を見極めたいとする模様眺めムードも強まりやすい面はありそうだ。
また、引き続きロシアとウクライナを巡る停戦協議の行方なども神経質にさせる要因となろう。
その他、新型コロナウイルス感染症の拡大によって中国の上海市では一部地域がロックダウンに入っていることもあり、日中はアジア市場の動向を睨みながらの相場展開を強いられる。
先週の日経平均は期末の需給影響から調整色の強い相場展開となり、3日続落で週末には一時27399.48円まで下げる場面が見られた。
その後持ち直しを見せて終値では75日線が位置する27460円水準を上回っている。
同線が支持線として機能するかを見極めつつ、底堅さが意識される局面においては、新年度入りによる資金流入への思惑から押し目買い意欲は強まりそうだ。
物色については「プライム市場」、「スタンダード市場」、「グロース市場」の3つの新しい市場区分へと再編されたことにより、プライム市場がメインとなろうが、マザーズ指数は当面継続することになるため、グロース市場の時価総額上位銘柄などへは個人主体の資金が向かいやすいだろう。
■イオン、22/2下方修正 営業利益1730億円←2000億円
イオン (T:8267)は2022年2月期業績予想の修正を発表。
営業利益を2000億円から1730億円に下方修正した。
緊急事態宣言が解除されるまでの間、大半の期間で緊急事態宣言またはまん延防止等重点措置が適用されるなか、長引くコロナ下での自粛生活により、9月末の緊急事態宣言解除後も消費マインドへの影響が続いた。
■前場の注目材料
・NYダウは上昇(34818.27、+139.92)
・ナスダック総合指数は上昇(14261.50、+40.98)
・シカゴ日経先物は上昇(27795、大阪比+135)
・1ドル=122.50-60円
・VIX指数は低下(19.63、-0.93)
・米国景気の拡大
・コロナ感染沈静化
・日銀は金融緩和を長期化
・株価急落時の日銀ETF買い
・パナソニック (T:6752)戦略投資6000億円、中長期成長に重点
・丸紅 (T:8002)デンソー発新興のオペパークに出資、ヘルスケア拡大
・ソニーG (T:6758)EV向け新会社を設立、サービス基盤開発・事業化
・セントラル硝子 (T:4044)海外ガラス事業撤退、米投資会社に譲渡
・マツダ (T:7261)メキシコ工場を停止、半導体不足、月内に2日間
・ヤマハ発 (T:7272)モビリティー×ロボティクスで工場搬送開拓、無人車・EV複合提案
・三菱電機 (T:6503)中国に共創センター、FA関連開発加速
・三菱ガス (T:4182)台湾の電子材料メーカーと合弁
☆前場のイベントスケジュール
・特になし <ST>
■株式見通し:プライム銘柄の底堅い値動きが見られるかが注目される
■イオン、22/2下方修正 営業利益1730億円←2000億円
■前場の注目材料:パナソニック、戦略投資6000億円、中長期成長に重点
■プライム銘柄の底堅い値動きが見られるかが注目される
4日の日本株市場は、やや買い先行で始まった後は、こう着の強い相場展開になりそうだ。
1日の米国市場はNYダウが139ドル高だった。
3月雇用統計が労働市場の強さを新たに証明したため買い先行で始まった。
その後、労働市場のひっ迫や賃金の予想を上回る伸びにより、5月連邦公開市場委員会(FOMC)での大幅利上げ観測が強まったことが警戒されたほか、長短金利の逆転で景気後退懸念も浮上し、一時下落に転じた。
ただし、第2四半期入りで新規投資が下支えとなり再び上昇すると、引けにかけて上げ幅を拡大した。
シカゴ日経225先物清算値は大阪比135円高の27795円。
円相場は1ドル122円60銭台で推移している。
シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、やや買い先行で始まりそうである。
日米ともに期末特有の需給要因が通過した一方で、新年度入りに伴う資金流入への思惑から下値の堅さは意識されやすいと見られる。
東証の新区分移行によって見極めムードも強まりやすいだろうが、新年度入りによってプライム銘柄の底堅い値動きが見られるかが注目されそうである。
もっとも、今週はFOMC議事要旨の公表を6日に控えている。
そのため、これを受けた米国市場の動向を見極めたいとする模様眺めムードも強まりやすい面はありそうだ。
また、引き続きロシアとウクライナを巡る停戦協議の行方なども神経質にさせる要因となろう。
その他、新型コロナウイルス感染症の拡大によって中国の上海市では一部地域がロックダウンに入っていることもあり、日中はアジア市場の動向を睨みながらの相場展開を強いられる。
先週の日経平均は期末の需給影響から調整色の強い相場展開となり、3日続落で週末には一時27399.48円まで下げる場面が見られた。
その後持ち直しを見せて終値では75日線が位置する27460円水準を上回っている。
同線が支持線として機能するかを見極めつつ、底堅さが意識される局面においては、新年度入りによる資金流入への思惑から押し目買い意欲は強まりそうだ。
物色については「プライム市場」、「スタンダード市場」、「グロース市場」の3つの新しい市場区分へと再編されたことにより、プライム市場がメインとなろうが、マザーズ指数は当面継続することになるため、グロース市場の時価総額上位銘柄などへは個人主体の資金が向かいやすいだろう。
■イオン、22/2下方修正 営業利益1730億円←2000億円
イオン (T:8267)は2022年2月期業績予想の修正を発表。
営業利益を2000億円から1730億円に下方修正した。
緊急事態宣言が解除されるまでの間、大半の期間で緊急事態宣言またはまん延防止等重点措置が適用されるなか、長引くコロナ下での自粛生活により、9月末の緊急事態宣言解除後も消費マインドへの影響が続いた。
■前場の注目材料
・NYダウは上昇(34818.27、+139.92)
・ナスダック総合指数は上昇(14261.50、+40.98)
・シカゴ日経先物は上昇(27795、大阪比+135)
・1ドル=122.50-60円
・VIX指数は低下(19.63、-0.93)
・米国景気の拡大
・コロナ感染沈静化
・日銀は金融緩和を長期化
・株価急落時の日銀ETF買い
・パナソニック (T:6752)戦略投資6000億円、中長期成長に重点
・丸紅 (T:8002)デンソー発新興のオペパークに出資、ヘルスケア拡大
・ソニーG (T:6758)EV向け新会社を設立、サービス基盤開発・事業化
・セントラル硝子 (T:4044)海外ガラス事業撤退、米投資会社に譲渡
・マツダ (T:7261)メキシコ工場を停止、半導体不足、月内に2日間
・ヤマハ発 (T:7272)モビリティー×ロボティクスで工場搬送開拓、無人車・EV複合提案
・三菱電機 (T:6503)中国に共創センター、FA関連開発加速
・三菱ガス (T:4182)台湾の電子材料メーカーと合弁
☆前場のイベントスケジュール
・特になし <ST>