■前期比では売上高が15%増加、今期は4期ぶりに黒字化を計画
高級懐石料理店などを展開するうかい<7621>(東証スタンダード)は5月18日の取引終了後に2022年3月期決算を発表し、売上高、各損益とも大きく回復した。売上高は前期比14.5%増の98.15億円となり、前期の36%減から大きく回復し、経常損益は4.77億円の損失で前期の損失額を58.8%下回った。当期純損益は8.69億円の損失となり前期の損失額を46.3%下回った。
また、経常損失は22年3月に公表した前回予想を30.8%下回り、当期損失も前回予想を17.5%下回るなど、予想を大きく上回る着地となった。売上高は前回予想を1.9%上回った。
新型コロナウイルスの影響が想定より小さく収まり、助成金収入及び雑収入の一部が想定を上回った。時間短縮にともなう協力金を営業外収益として計上した。
今期・23年3月期の業績予想は、売上高を34.4%増の131.94億円とし、各利益は4期ぶりに黒字化し、営業利益は5.43億円、経常利益は4.92億円、当期利益は3.05億円とした。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)