[ニューヨーク 19日 ロイター] - 米国時間の原油先物は不安定な地合いの中、3日ぶりに反発した。ドル安に加え、中国でロックダウン(都市封鎖)措置が一部緩和されることで需要押し上げにつながるとの期待を受けた。
原油先物は数時間で1バレル当たり約5ドル超上昇するなど荒い値動きが続いた。
リポー・オイル・アソシエーツのアンディ・リポー社長は「市場は極めてボラタイルだ。時間ごとに様々なニュースに反応しており、原油市場の動きは日に日に大きくなっている」と述べた。
清算値は北海ブレント先物7月限が2.93ドル(2.7%)高の1バレル=112.04ドル。米WTI先物6月限が2.62ドル(2.4%)高の112.21ドルだった。