[25日 ロイター] - 25日アジア時間序盤の原油先物は上昇。供給逼迫に加え、米国の夏のドライブシーズンを前に需要が高まるとの見方が支援材料となっている。
0020GMT(日本時間午前9時20分)時点で、北海ブレント先物は0.46ドル(0.4%)高の1バレル=114.02ドル。米WTI先物は0.58ドル(0.5%)高の110.35ドル。
フランスのコロナ新外相は24日、ロシア産石油輸入を段階的に停止する欧州連合(EU)の対ロ制裁について、依然反対している国の説得に楽観的な見方を示した。
一方、米財務省は、バイデン政権当局者が米国の対ロ制裁についてインドの当局者や企業幹部と協議するため現地に向かったと明らかにした。米政府はインドによるロシア産原油購入の拡大抑制を模索している。
供給面では、米国でメモリアルデーの連休に伴い多くの人が旅行するとみられている。