[24日 ロイター] - 米海洋大気局(NOAA)は24日、今年のハリケーンシーズン(6月1日─11月30日)は7年連続で例年を上回る発生数を記録するとの予報を発表した。
シーズン中に発生する名前付き熱帯性低気圧(風速毎時39マイル、63キロ以上)は14─21個の見通し。このうち6─10個がハリケーン(同74マイル以上)に、さらにこのうち3─6個が大型ハリケーン(同111マイル以上)に発達する見込みという。
年間の名前付き熱帯性低気圧の発生数は平均14個、ハリケーンは7個。NOAAは昨年、衛星による監視能力向上と気候変動に伴い再計算を行い、通常シーズンの発生数を引き上げた。
予報官らは、今シーズンの予報について、季節外れの高温、平均を超える海水温、今シーズンいっぱい続くと予想されるラニーニャ現象が影響したと説明している。