[ワシントン 6日 ロイター] - ブリンケン米国務長官は6日、ロシアがウクライナ産の穀物を盗んで販売することで利益を得ているという「信頼できる報告」があると述べた。
ブリンケン氏は慈善団体や非政府組織などとのオンライン会議で、こうした報告されている盗みはウクライナ戦争におけるロシアのさまざまな行動の1つであり、ウクライナの小麦輸出能力を損ない、世界の食糧安全保障の危機を深刻化させたと指摘した。
「主要紙で目にしているようなロシアがウクライナの輸出穀物を盗み、利益を得るため販売しているという信頼できる報告がある」と説明した。
ウクライナは、ロシアが盗んだウクライナ産の穀物をトルコやシリアなどに密輸していると非難している。